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ひとり遊びが得意な会社員。韓国料理を求めて新大久保に出没しています。

My favorites:趣味 = バレエ、旅行、食べ歩き、ダイエット 好き = 猫、タイ料理、マカオ 得意 = 韓国語

身長:167cm


世界を旅するアフタヌーンティー【オーストリア編】に行ってきた。

気分はハプスブルク皇女☆なアフタヌーンティー。感動がダダ漏れてとんでもない長さのルポになってしもうた。
ホテルのアフタヌーンティーなんて、数年に一回の超レアな体験だったのに、
なんと6月にして今年すでに二回目のアフタヌーンティーに行ってきたのだ。どうしたことでしょう。
今回は、東京・早稲田にあるリーガロイヤルホテル東京。
大学1年の頃に早大の友達と忍び込んで、自宅より広いトイレのパウダールームで一時間お喋りに興じて以来、四半世紀ぶりの再訪です。
アフタヌーンティーをいただくガーデンラウンジは、
その名の通り、緑豊かな庭園に面していて
大きな全面ガラスから日がさんさんと降り注ぎます。
リーガロイヤル東京 ホテル アフタヌーンティー オーストリア
富裕層の家にありそうな置物。右奥、樹々に隠れるように大隈講堂が見えます。都の西北~♪(歌えない)
リーガロイヤルホテル東京では、旅行好きの心をくすぐる『世界を旅するアフタヌーンティー』という
誠にけしからんシリーズ企画を実施中なのですが、
現在開催している「オーストリア編」は第2弾。
ちなみに3・4月に実施した第1弾は日本で、7・8月の第3弾は台湾がテーマだそうです。
世界を旅する アフタヌーンティー リーガロイヤル 東京 オーストリア ホテル
ハプスブルク家もビックリの大シャンデリアが、数えただけで6基も!この豪華なインテリアにもインスパイアされて、「オーストリア」というテーマに至ったそう。
ところでわたしは高級ホテルのアフタヌーンティーに関して
お値段張るわねえ、もしくは強がって、まあ適正価格だわねえ、という感想しか抱いたことがないのですが、
このリーガロイヤルホテル東京のアフタヌーンティーに関しては、初めて

お得かよ!

と、思いました。
なんせ、一品一品に込められた創意工夫と、調理のレベルが高すぎる……。

そして、わたしが飲食店でもっとも大切だと思う

「美味しいものをお腹いっぱい食べてもらいたい」

という作り手の思いが、プレートから溢れていました。

四の五の言わずに、内容をご紹介しよう!
世界を旅する アフタヌーンティー リーガロイヤル 東京 オーストリア ホテル
アフタヌーンティー全貌。黄色いバラは女帝マリア・テレジアが愛した黄色、その名も「マリアテレジア・イエロー」をイメージしているそうです。

壱の重は、カフェ大国オーストリアの真髄を一度に味わえるスイーツ5種。

世界を旅する アフタヌーンティー リーガロイヤル 東京 オーストリア ホテル
❤️カシスのマカロン
(ハプスブルクの双頭の鷲の紋章から着想を得たという配色が素晴らしい)
❤️アプフェルシュトゥルーデル
(しっかりめのパイ生地の中に、甘く煮たリンゴとカスタード。スパイス感を少し感じる)
❤️シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ
(黒い森のサクランボケーキという可愛い名前だけど、洋酒がたっぷり)
❤️ヨーグルトのブラマンジェとフルーツのシャンドンマリネ
(さっぱりしてるので最後に口直しで食べた)
❤️ザッハートルテ
(ホテル・ザッハーのザッハトルテにかなり近い!アンズジャムの酸味がしっかり利いていて、甘いの苦手なわたしはむしろこっちの方が口に合った)

あ、ちなみに写真は三人分です。

二の重は、オーストリア料理の代表格をアレンジしたセイボリー3品。

世界を旅する アフタヌーンティー リーガロイヤル 東京 オーストリア ホテル
💚ホワイトアスパラガスのフラン
(ぼやけた味になりがちな白アスパラなのに、しっかりと旨みを引き出していて感動の美味しさ!)
💚ウィーン風カツレツと米粉パンのサンドイッチ
(パンが思い切ってお餅レベルのモチモチ!)
💚牛肉の煮込みパプリカ風味
(カップで供されるのですが、お肉の量が多すぎて、スプーンが刺さらないという驚愕の気前の良さ)
世界を旅する アフタヌーンティー リーガロイヤル 東京 オーストリア ホテル
感動ものだったホワイトアスパラガスのフラン。ホワイトアスパラも、冷製という食べ方も、臭みが出たり水っぽくなったりしがちと素人は思うのですが、これは雑味がなくて、ホワイトアスパラの爽やかさとフランの旨みのバランスが絶妙で、本当に美味しかった。
世界を旅する アフタヌーンティー リーガロイヤル 東京 オーストリア ホテル
大ヒット。単体でこれだけ売ってほしいシュニッツェルのサンドイッチ。本場ではゆで卵やアンチョビとは食べないのだけど、三つ一緒に食べるからこその複雑な美味しさ。あと、パンをドイツパンとかではなく、あえて日本を感じさせるモッチモチの米粉パンにしたところに、シェフパティシエの矜持と挑戦を感じた。

三の重は、アフタヌーンティーの定番スコーンと、口が喜ぶサブレ。

世界を旅する アフタヌーンティー リーガロイヤル 東京 オーストリア ホテル
💛プレーンスコーン
(安定の美味しさ)
💛チーズのスコーン
(アルプスをイメージしてグリュイエールチーズを使っているそう)
💛赤ワインとプラムのジャム
(プラムの甘酸っぱさに赤ワインの芳醇さが加わった見事な組み合わせ)
💛クロテッドクリーム
(もっと欲しかった。クロテッドクリームはいつだって足りない)
💛ハチミツ
(チーズのスコーンに付けると最高)
💛サブレ・リンツァー
(クリスマスっぽいスパイシーなクッキー)
世界を旅する アフタヌーンティー リーガロイヤル 東京 オーストリア ホテル
「リンツァー」というのはオーストリアで三番目に大きい都市リンツのことなのですが、この町で生まれ、レシピの残る世界最古のケーキともいわれる「リンツァートルテ」というのがあります。本来はスパイスたっぷりの生地にスグリジャムを塗って焼いたタルトなのですが、かなり外国っぽい味なので、日本人の舌では好き嫌いが分かれそう。そこで、これを一口サイズのサブレにしたところに、あたしゃ再びシェフパティシエの矜持と挑戦を感じたよ!
単に話題性を狙ったのではない、技術と知識に裏打ちされたこの内容で4840円は絶対お得。
シェフパティシエとチームに感謝。
世界を旅する アフタヌーンティー リーガロイヤル 東京 オーストリア ホテル
飲み物はもちろんおかわり自由ですが、このスペシャルドリンク「カフェ・マリア・テレジア」だけはひとり一杯限り。本来はオレンジリキュールを入れて生クリームを浮かべたコーヒーのことですが、アルコール提供不可でオレンジシロップでした。酔わなくてしっかりお料理を楽しめたから、逆に良かったということにしよう。
世界を旅するアフタヌーンティー【オーストリア編】は、6月30日まで。
7月1日~8月31日は【台湾編】で、
秋には【ハロウィーン編】が予定されているそうです。
パイナップルケーキが苦手なので台湾編は分からないけど、
ハロウィーン編は絶対行くるぞぉ~~~!
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