坪田あさみ エディター・ライター
@asamit1201
@sundownertokyoomuretsu
雨用コーディネートを組んでおけば
もう朝の着こなしに迷わない!
梅雨から夏にかけては通常の雨に加えてゲリラ豪雨や台風もあり、意外と雨の日が多いですよね。
雨の日は実用性を最優先に服をチョイスするので、私にとっておしゃれはそれほど楽しくはないのですが、できないことについてはあまり深く考えず、淡々と乗り切るようにしています。
そのためにもおすすめなのが、事前に3パターンほどコーディネートを用意しておくこと。そうすれば雨降る朝も憂鬱な気分にならずサクサクとお出かけ準備をすることができます。
ちなみに私にとって雨の日のコーディネートで重要なのは、外を歩く時と室内(打ち合わせや職場など)のどちらのシーンでも違和感がないこと。ずっと外にいる日なら完璧な防雨対策の格好でもいいのですが、そうでない場合の方が実際の生活では多いですよね。
よって雨用として取り入れるのはレインシューズと濡れてもOKなバッグぐらい。服は濡れても洗濯がすぐできるボトムをチョイスするぐらいでしょうか。それ以外はいつもとほとんど同じようなコーディネートです。
私が持っているレインシューズはロングとショートの2タイプ。特に明確に使い分けているわけではなく、その日の行動や雨の強弱、気分によって選んでいるだけなので、今回はロングでの着こなしとともにご紹介します。
▲こちらのロングブーツですがMACKINTOSHの中ではミドル丈として売られているものです(もう少し長い丈のものも販売されています)。私は膝を曲げても裏にブーツが当たらないのが好きなのでこちらの丈を選びました。座った時も丈が長すぎないためストレスがありません。ミドル丈といえどもしっかり長さがあるので強い雨でも完璧にカバーしてくれます。
▲サイドゴアタイプの定番レインブーツ。こちらもしっかり雨を防いでくれますが、ショート丈なのでより普通のブーツ感覚でアクティブに動けます。艶があるのもポイント。ショート丈は靴箱の中で場所を取らないのもよいですよね。
それではさっそく雨の日用に組んであるレインブーツありきの着こなしをご紹介していきましょう。
STYLE 01
黒を使ったコーディネート
ロングスカートは雨の日に避けそうなアイテムと思われがちですが、すぐに自宅で洗える素材のものならOKとしています。マキシ丈だと裾が濡れたり汚れたりしやすいので履きませんが、しっかりとした厚手のコットン素材なら特に問題ありません。また黒なので汚れた時にもみすぼらしくならないので重宝しています。
レインブーツはショートでも良いですが、フロントにスリットが入っているからロングブーツでも重く見えないのでどちらの丈でも取り入れています。
ちなみにこの日のバッグは展示会のノベルティでいただいたエコバッグ。大きめサイズなので、雨でもハイブランドのバッグなどをどうしても持ちたいという時は、このエコバッグの中にすっぽりそのまま入れて出かけます。
STYLE 02
スキニーデニムを使ったコーディネート
同じく黒のボトムですが、こちらはブラックデニムなので洗濯がより簡単で、かつ細みのシルエットが重さのあるブーツとバランスがよいのでよくするコーディネートです。
もともとスキニーデニムは好きなアイテムなのですが、アラフォーになり体型問題などであまり手を出さなくなりました。でもロングブーツとの組み合わせなら、あまり悩まずに着用できまるので、雨の日はここぞとばかりスキニーを引っ張り出します。
持っているリュックはアウトドアブランドのものなので多少の雨なら濡れても平気。背負ってしまえば両手も空くので、傘を持ち歩く日にはとても快適です。
STYLE 03
ショートパンツを使ったコーディネート
そして雨の日にこそ楽しみたいコーディネートが、ショートパンツ&ロングブーツの組み合わせ。ショートパンツやひざ丈スカートなどの短めボトムは、ロングブーツが脚をほとんど隠してくれるので、大人も気軽に挑戦できます。
着丈が短いボトムの場合下半身が軽く見えるので、背が高い私にとって間延びしてしまい全身バランスが難しいのですが、重さのあるロングブーツだとちょうどよい塩梅になるのです。
丈が短いのでボトムのすそが雨で汚れる心配もないですし、短め丈のボトムを普段あまり履かない人にとっては気分が変わって雨の日のおしゃれがちょっと楽しみになります。
ちなみにこちらのコーディネートで持っている白いカゴバッグですが、これは天然素材ではないので水洗いOK。汚れたらブラシでゴシゴシ洗ってもよい商品なので雨の日でも気にせず使っています。とはいえ汚れにも強いので3〜4年使っていますが未だ洗ったことはありません(笑)。
いかがでしたでしょうか? 靴は雨用のものですが、バッグは普段晴れの日にも使用しているものばかりですし、実用性最優先とはいえ天気のよい日にも足元を変えて着用できるアイテムばかりです。「雨の日はこの組み合わせ」と決めておけばとっても気分も楽なので、お時間のある時に3体ほど組んでおいてはいかがでしょうか?