☆私が教えます!
美容家 小林ひろ美さん
■正しいクレンジング編
メイクするのと同じ時間をかけるていねいさが肝心。まずはポイントメイクを落としてから顔全体へ。一度で落とすのは傷める原因に。クレンジング料はメイクの濃い順にオイル→ジェル・バーム→クリーム→ミルクが目安。優しさ優先ならミルク。その日の状態に合わせてスイッチを。
\まずはポイントメイクから/
リムーバーを裏面までたっぷり含ませたコットンを目もとに20秒のせる。肘を下げると力が入るので、肘は水平に保つのがコツ。
リムーバーをしみ込ませたらコットンを上から下にくるんとすべらせる。しっかりマスカラの場合は、指で軽くまつ毛をもんで取る。
ふき取ったコットンを三角に折って三角錐の形にし、片方の手で肌をおさえながら、まぶたの上下や細かい部分のメイクをオフする。
リップメイクは、目もと同様に片方の手で肌をおさえながら、コットンを口角から山に向かって優しくすべらせる。唇の内側も忘れず。
☆ポイントメイクリムーバーは、傷めない洗顔の味方です!
(右)肌に残りやすいパールアイシャドウも負担レスでオフ。アイ&リップ メイクアップ リムーバー100㎖¥3,300/SUQQU
(左)デリケートな目もとを配慮した処方設計。スージング アイメイクアップ リムーバー100㎖¥3,080/ローラ メルシエ ジャパン
\顔全体をクレンジング/
親指の第一関節までの量を手のひらに広げてから、まずは顔全体に優しく広げる。肌を傷める要因にもなる“5点置きのばし”はNG。
顔全体にクレンジング料が行き渡ったら、あご→耳下、口角→耳前、小鼻→こめかみをくるくる。額も中央からこめかみへくるくる。
目もとは親指をあごにつけて力が入らないようロックしたら、中指と薬指で目じり→下まぶた→目頭→上まぶた→目じりと優しくくるくる。
口もとも同様に、親指でロックして力が入りすぎないようにしてから、唇の上下に半円を描くように中指と薬指をすべらせる。
汚れがたまりがちな小鼻横は、片方の手で鼻を倒しながら、もう片方の薬指でくるくるとていねいに落とす。忘れがちな鼻下もくるくる。
指をチョキにして折り曲げ、フェイスラインをはさんであごから耳下に向かってすべらせる。反対側も同様に。
意外に忘れがちなのが眉と眉の地肌。眉じりから眉頭に向かって毛流れに逆らうようにくるくる。毛の奥に残った皮脂やメイク汚れをオフ。
ティッシュで軽くおさえてから洗い流すと負担も軽減。洗い流しの代わりに蒸しタオルでのふき取りもおすすめ。
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