在宅勤務が増えて、夫の行動がいちいち気に障るように…【40代のエロスとヘルス 神崎恵×小田切ヒロ 大人のカウンセリング室】

在宅勤務が続く時期ならではのお悩みに対する、神崎さんの実践的回答とは?

神崎恵さんと小田切ヒロさんのおふたりが、毎号交代で読者のお悩みに答える「大人のカウンセリング室」。鋭くパワフルに、そして愛をもって、あなたの抱える問題、解決しちゃいます!

回答者はこの人! 神崎 恵さん

回答者はこの人! 神崎 恵さん

美容家。アトリエ「mnuit」主宰。大人ならではの美しさはアラフォーの憧れ。最新刊の『神崎CARE』(ワニブックス)が話題を集めるほか、『服が似合う顔が欲しい』(大和書房)など著書多数

お悩み:「〝コロナ離婚〞の現実味…」

 30歳で5歳年上の夫と結婚して10年、夫は性格が穏やかで優しいし、家事もお料理以外は分担してくれますし、仕事のほうも順調に出世してくれているみたいですし(笑)、浮気も浪費もしないし、我ながらとてもいい人を見つけたものだと思っていました。
が、最近、そんな夫の一挙手一投足がいちいち気に障るんです。おそらく在宅勤務が激増して、外に出かける機会が減ったせいで、家で顔を突き合わせる時間が長くなったためだと思うのですが、この人、こんなにおしゃべりだったっけ? とか、こんなに食べ方汚かったっけ? とか、これまでは特に気にもしていなかったことがどんどん気になりだしてきて。夫と四六時中一緒にいるのがなんだか「重い」のです。ふたりとも毎日仕事で忙しかった時は、週末、ゆっくり夫と話したり遊びにいくのがあんなに楽しかったのに、一緒にいる時間が長くなった途端、こんなふうに感じるなんて、そもそも夫と私の相性が悪かったということなのかな……とすら思って、〝コロナ離婚〞という言葉が頭をかすめることもしばしば。夫にも冷たくしたり、当たったりしてしまいます(そのたび夫がオロオロするのにいらだつという悪循環も)。
けれども、夫は何も変わっておらず、悪いことをしていないのに、そんなひどい話はないと自分でもわかっているので、なんとか今までのように、夫に愛情をもって優しくしたいのですが、何かいい方法はないでしょうか?
(40歳・会社員・既婚・子供なし)



■神崎恵さんの回答:パーソナルな時間と空間をもち、気持ちに余裕を

 まず、今の勢いで別れちゃダメ! 別れたら後悔するパターンです。だって、10年も一緒にいるのに、「なんとなくイラッとする」以外に、実質的な不満はないんですから。それどころか、イラッとすると言いながらも、優しい、家事をしてくれる、出世している、浮気も浪費もしないって、ここまで相手のいいところがあげられるなんて! 相性がいい証拠です。そんな相手を手放すなんてもったいない! 不満を抱くのは、明らかにこのかたの“今の気分の問題”。けれど、その気分も今の状況がそうさせているだけで、収束したら日常のマインドが戻りますよ。今は誰でも鬱々として、家の中でフラストレーションを抱えていますよね。
そういえば「夫のくしゃみがムカつく」と言っている知人もいました。そんな中で毎日穏やかに過ごすためには、一緒にいる時間を少しでも減らすのが得策です。どんな相手とだって、長い時間一緒にいれば、それはイライラすることもありますよね。自分以外のリズムで生きなきゃならないと思うと疲れるし、誰かの“目”がいつもあるのは誰でもイヤなもの。それにナーバスになっている時って、近くにいる相手の一挙手一投足を見て、“負のカウント”をしてしまいがちです。
 だからこそ“離れる時間”をつくるんです。就業時間中だけでも家の中の別々の部屋で過ごしたり、「気分転換にちょっと外のワーキングスペースで仕事してくるね」と行って出かけるのもいいかもしれません。あ、それから、音をシャットアウトするヘッドホンを買って、本当は何も聞いていなくてもつける、なども案外有効(笑)。すると「妻は集中しているんだな」と思って、ご主人も話しかけてきづらくなるはず。こうして自分だけの空間をつくって、相手が目に映らない時間を過ごすことで気持ちに余裕がもてるかもしれません。また、時にはふたりで一緒に食事をせず、自分のタイミングで食べて、好きに過ごす日をつくってみるのも手。今はふだんと違う時期なのですから、新しいルールをつくってみて。
 ただし、どんな提案をする時も、「あなたにイライラする」という本音をぶつけてしまうと、相手が傷ついてしまいそうなので、要注意。例えば「生理前でイライラしているから(実は生理前でなくても)、外で気分転換してくるね」など、あくまでも“自分の都合”であるように見せてあげるのが、円満解決のコツだと思います。それに、人間関係において一番危険なのが“無関心”だと私は思います。このかたはイラつきながらも、きちんとご主人のことを意識しているし、そんなふうに感じてしまっている自分を申しわけなく思っているのだから、大丈夫、愛情はちゃんとありますよ。
 このコロナ禍もずっと続くわけではありません。「非常時にいらだつのはあたりまえ」と思って、自分を大事に、心を落ち着けて過ごしてくださいね。

■美の処方箋:自分を大事に。バスタイムはいい香りに包まれる

〜 kaiのボディウォッシュ 〜

「こういう時期だから自分に手をかけて、心を整えて。このボディソープはエキゾチックな花の香りがして、海外にいるような気分になれます」。幼少期をハワイで過ごしたブラ
ンド創始者が作った、ナチュラルなボディ洗浄料。天然植物成分たっぷり、キメの細かい泡でしなやかな肌に。
【用法】
毎晩
kaiのボディウォッシュ
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【Mariol7月号2021年掲載】撮影/八木 淳(SIGNO/人物) 取材・文/入江信子 構成/原 千乃

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