坪田あさみ エディター・ライター
@asamit1201
@sundownertokyoomuretsu
夏のマンネリを解消するワンピースレイヤード
夏の定番ワンピースは、コーディネートなしにおしゃれが決まると毎年大人気。ワンツーコーデどころかワンで終わってしまうのがよさなのですが、その着回し力のなさがあだとなり、夏の途中で飽きてしまうことはないですか?(私は毎年飽きてきます)
さらに最近は8月の半ばでもなんだか肌寒く、夏といえども重ね着したくなる日もありますよね。そんな時、私はワンピースを使ったレイヤードで、いつものワンピースに変化をつけるようにしています。
ワンピースレイヤードのよさは、
・見慣れたワンピースが少し新鮮に見える
・重ね着することで肌寒い日や、季節の変わり目など長い期間着用できるようになる
・色の組み合わせを考えて着こなしを楽しめる
・派手な色柄もコーデ風に着ることで少し抑えめな印象になる
などがあります。
ボトムもトップスも自由に重ねてOK!
まず私がよくするワンピースレイヤードは、ボトムを下に重ねるもの。
▲ビッグシルエットのワンピースは、一枚で風通しがよく暑い日は一枚で重宝しますが、ボトムを重ねることでコーディネート感がアップし、お出かけ仕様に。
洗濯などお手入れの楽さや着心地のよさからカットソー素材のワンピースやTシャツワンピは夏の定番ですが、アラフォー世代にとっては、どうしても1.5マイル感が出てしまいますよね。
そのご近所感も解消してくれるのがワンピースのレイヤードコーデ。私はピンクの薄艶パンツをワンピースの下に重ねてみました。
カットソーワンピースの色がボルドーとブラウンの中間のような色なので、手持ちのピンクのパンツと色が合い、色×色も違和感なく着用できます。派手色パンツの印象が少し緩和され、いつもの楽ちんワンピースが少し格上げされた雰囲気になります。
▲涼やかなワンピースはニットパンツと重ねてタウン仕様に。モノトーンならワンピースでもモダンさを演出できます。
またシャリっとしたコットンやリネンのワンピースも同様です。風通しがよく抜群に涼しいのですが、冷房の効いた場所に長くいると一気に体が冷えてしまいます。そこでそんな日はコットンやシルクなどのニットパンツをワンピースの下に重ねて出かけます。見た目の涼やかさはキープしつつ、下半身は包まれているので安心感があります。
▲リゾート感のあるワンピースならデニムレイヤードがおすすめ。丈がちょっと短く感じる時もレイヤードすることで調整できます。
ワンピースにデニムを重ねてカジュアルダウンすれば、いつもより休日感を演出することができます。ワンピースの色がブルー系ならブルーデニムと重ねてワントーンに揃えるようにするとすらっとした印象に。ブラックデニム、ホワイトデニムでも同様にワンピースの色と合わせるとすっきりまとまります。
また少し丈が短いかなと思っているワンピースも、ボトムをレイヤードすることでバランスよく着ることができるようになります。
▲ドレスアップ用のワンピースはトップスをレイヤードしてカジュアル服に。
レイヤードはボトムだけではありません。ワンピースの上半身にトップスをレイヤードすることで変化をつけることができます。
例えば私が着用したのはドレスアップ感のあるゴールドのワンピースですが、このようなオケージョンシーンに着用できるワンピースがコロナ禍の今、めっきり出番が減ってクローゼットの奥に眠っていませんか?
そんなワンピースもレイヤードすることで復活させることができます。私は黒いきれいめトップスをゴールドのワンピースの上に重ねて、セパレート風のコーディネートに。ちょっとモード感のある着こなしにシフトしてみました。
ワンピース一枚だと派手見えしてしまう色やデザインも、レイヤードすれば見えている部分が半減するので、意外と日常使いしやすくなります。
いかがでしたでしょうか?
ワンピースはまさしく夏の定番だけど、そのまま一枚で着るだけでなく、重ね着することで変化が生まれさらに活躍してくれます。
一枚で着こなしが完成するのは当たり前、さらに手持ちのボトムやトップスと重ねて、コーディネートの幅を広げてみてはいかがでしょうか?
一枚のワンピースの印象を変えて何通りにも着回すことができれれば、コストパフォーマンス度もぐっとアップしますので、お気に入りの一枚を手持ちのボトムやトップスと重ねて、ぜひ活躍させてみてくださいね。
今回も読んでくださりありがとうございました。