エディター 発田美穂さん
<直感&情熱派なので、“コスパ”かどうかを考えて買い物することはありません(笑)。スタイルに関しては昔からずっと、気持ちやたたずまいが“カジュアルな人”であり続けることが目標。プチプラアイテムをミックスしたり、逆に上等なカジュアルアイテムを手に入れてみたり。そのために必要なものが、私にとってはプライスにかかわらず“コスパ”なのです。>
自信をもって着られる
偏愛アイテム
■ドゥロワーのバンドカラーシャツ
カジュアルでフェミニン、さらにきちんと感や上品さも!好きなテイストが一着で表現できる、私にとってのパーフェクトアイテムがバンドカラーワンピースです。
バンドカラーワンピコレクションの中でも、特に好きなのがコットンの白で長袖のもの。「全身白って、ほかのアイテムだと少し気恥ずかしい感じがありますが、なぜかバンドカラーワンピなら大丈夫。自信をもって着られるし、ほめられることも多いので気をよくしています(笑)」
One-piece:Drawer
Bag:Jil Sander
Shoes:Gianvito Rossi
Sunglasses:MAX PITTION
Pierces:Jil Sander
Ring:vintage
自分らしさを表現する
長く使うもの
■イレーヴのリネンジャケット
カジュアルに着られる正統派アイテムこそ、上質なものを。肩の力が抜けたトラッドを着こなし続けていたいので、このジャケットはずっとスタメン予定。
形はベーシックなダブルのジャケットでありつつ、リネン素材とホワイトのボタンがカジュアルな印象を後押し。「いわゆるブレザーよりも堅苦しくならず、シーンを選ばず着られます。プライスとしては高くても、気負いなく着られる上質なもの、というだけで十分コスパ。長く大切にしたいと思っています」
Jacket:YLÈVE
T-Shirt:UNIQLO
Pants:Chaos
Bag:THE ROW
Shoes:ATP Atelier
Necklace:SOPHIE BUHAI
Pierces:Philippe Audibert
素敵に着る
プチプラ服
■ディッキーズのパンツ
ほんのりモードなブラウスに、ディッキーズのワイドなチノパンを合わせてカジュアルダウン。こんなふうに全身のバランスをあえてくずしたい時にプチプラ服を投入することも。
「年齢相応のきちんと感のある服も着たいけれど、直球のコーディネートでは一気に老けてしまう。そんな時に頼りになるのが、プチプラアイテムのほどよい抜け感。しっかりワイドシルエットのひとクセパンツで、真面目すぎないスタイルを目ざしました」
Pants:Dickies
Blouse:COLUMN
Bag:MARK CROSS
Shoes:CELINE
Stole:ASAUCE MÊLER
Pierces:PHILIPPE AUDIBERT
Ring:Harpo
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