PROFILE
Megumi Ikeda
細部にまでこだわった確かなモノ選びと、どんなシンプル服も華やぐコーデ力で、本誌でも人気のスタイリスト。私服はカジュアルなパンツスタイルが多め。身長155㎝、Mサイズを愛用
落ちる素材やハリのある服で丸みのある体をすっきりカバー
最も大事なのは素材選び。"肉感を拾わない"のが大前提なので、体を立体的に包んでくれるハリ素材や、縦にストンと落ちるとろみ素材は欠かせません。またトップスは肩の位置でかなり印象が変わるので、肩が下がりすぎるドロップショルダーよりはコンパクトなスリーブを。体に合わない流行は潔く"着ない"のもルールです。
A.ATONのVネックワンピース
B.Chaosのとろみパンツ
C.ATONのストライプシャツ
A.で-3kg
細いところは細さを強調してゆるっとしつつも女らしく
「展示会のスタッフのかたが着ていて、その細見えぶりに思わず即決したエイトンのワンピース。たっぷりした生地感とハリのある素材で肉を拾わず、前後Vネックで顔まわりもすっきり。身幅に対して袖が細めのメリハリシルエットで、二の腕や胸にボリュームがあっても華奢に見えるのも優秀です」
One-piece:ATON
Cap:THE ACADEMY NEW YORK
Ear cuff:ARTIDA OUD
Bag:LONGCHAMP
Shoes:RAINBOW SANDALS
B.で-3kg
流れるようなストレート型ならまろやかな色でもすっきり
「春先から出番の多いカオスのとろみパンツは、太めでストレートで縦に落ちる素材という、"私的"着やせボトムの3カ条をクリアした一本。薄手でも太ももやふくらはぎのラインが目立たず、切らずにはける丈もお気に入り。トップスもあえてロンTをたくし上げることで、手もとを出して細見えに」
Pants:Chaos
T-shirt:YLÈVE
Necklace:MARIHA
Ring:ARTIDA OUD
Bag:CABANABASH
Stole:A_SAUCE MÊLER
Shoes:AKTE
C.で-3kg
立体シャツとのバランスを考え下にもほどよくボリュームを
「肩が下がりすぎると体が大きく見えてしまうので、できるだけ肩幅に合ったスリーブはマスト。パリッとしたエイトンのシャツは肉感は目立たないものの、インすることでそこそこ膨らみが。パンツや靴もほどよくボリュームのあるものを選んで、上下を均一なバランスにするのもポイントです」
Shirt:ATON
Pants:LOEFF
Ear cuff:ARTIDA OUD
Bag:LASTFLAME
Shoes:CELINE