リニューアルされた建築も評判通りとても素晴らしいものでした。
建物は公立美術館として日本で現存する最も古い建築とのことで、それを崩すことなく新たに生まれ変わった姿もまた品格のある素敵な空間。
今回は、展覧会の狭間のタイミングで展示を観ることは叶いませんでしたが、この建物を観るだけでもかなりの見応えでした。
吹き抜けの天井や一部の窓に使用されているのステンドグラスも素晴らしく、荘厳な雰囲気が漂います。
開放された扉の外に広がる景色は、京都らしい美しい緑とほんのり色づいた紅葉。
京都は寺社仏閣などの和風建築だけでなく、このような歴史ある西洋建築も名所揃いで見飽きることがなく、毎回廻りきれずに何度訪れてもなかなか消化しきれない状態が続いております。
真っ白な壁と木の組み合わせが、現代的な雰囲気ですが、クラシカルな重厚感とも違和感なく馴染んでいるところはさすがです。
写真はありませんが、併設のカフェやミュージアムショップも広々とした空間で充実しています。
京都に訪れた際は必見の価値ありです。