都内ではテナントが大半なので、現代的でシンプル、クリーンなイメージがありますが、京都店はまさに京都ならではの雰囲気満載の店づくりで、建築も見どころたっぷりの素晴らしいお店でした。
築100年以上の京町屋を改築したとても贅沢なつくり。
リノベーションというと、どこまで過去の部分を残して活かすかで良し悪しが決まってくるところですが、ブルーボトルのリノベーションは古き歴史に敬愛の念を感じることのできる素敵なリノベーション。
正面の建物は、コーヒー豆や物販などがメインで、その奥にカフェスペースがあります。
また、その2階は完全予約制のスペースということで、コーヒーとデザートのコースをゆったりと楽しめるようです。
こちらの建物も元々の木を活かした落ち着く空間で、天井は上まで抜いて立派な梁を堪能できる広々としたつくりになっています。
コーヒー自体のメニューは他のお店とほぼ変わらない印象。
ただ、スイーツに関してはしっかり京都の雰囲気を楽しめるような抹茶系のラインナップが揃っています。
ビジュアルも和菓子のようでまた京都らしさを堪能。
ほどよい甘さと抹茶の風味もしっかりあってコーヒーにもぴったりでした。
そして、意外だったのがコールドブリューの美味しさ。意外というと語弊がありますが、なぜか都内のお店で飲んだものより数段美味しく感じました。
ブルーボトルに限らず、最近飲んだアイスコーヒーの中ではダントツで美味しいと感じたこちらのコールドブリュー。
雰囲気に流されたわけではなく、ここは冷静に味わってもかなり美味しかったです。
ほどよい酸味と、なんといっても香り高いフレーバー。
アイスコーヒーでここまで香りを楽しめることってなかなかない気がします。
物販も京都限定のものが多く販売されていて、お土産にもぴったりです。
羊羹なんかも売っていました。
京都に行った際はぜひおすすめのスポットです!