美習慣1
改めて、”口紅のチカラ”を見直す
マスクで見えないから、マスクにつくから、口紅はいらない。でも……、口紅がないせいでその日を「心が弾まない日」にするなんて、もったいない。ひとさしで顔色が艶めき、表情が華やぎ、背すじが伸びる、仕草まで研ぎ澄ます。そんな濃密な高揚感と軽やかな安心感の両方をもたらす口紅のパワーを、今こそもう一度。
美習慣2
”アイケア=アイメイク”と心得る
マスクで隠れる口もとの分まで、自分を語るという「重責」を担っている目もと。力をこめたメイクはもちろん、必要以上に強調した笑顔も、目もとに負担をかけている気がします。これからは装う目ヂカラでなく、育む目ヂカラを。アイケアはアイメイク以上の表情を創ると心得て、朝も夜もていねいに。
美習慣3
この秋は、”主張しすぎない”眉が新鮮
口紅で、アイケアで、意志ある顔へ。だからこそこの秋は、自分の骨格をナチュラルに生かしながらも肩の力が抜けた、主張しすぎない眉を選びたい。今までよりもほんの少し明るめの眉を意識して、カラーアイブロウマスカラでニュアンスを添えるだけ。自信と余裕が漂う表情は、眉から。
美習慣4
”立ち上がらせる”落とすケアの手を借りる
オンオフの境目があいまいになり、望むと望まざるとにかかわらず、いつでもどこでも「社会」とつながる毎日。今、最もこだわりたいのは、ニュートラルな自分に戻す落とすケア。疲れきってソファから立ち上がれない「私」を、圧倒的な心地よさで立ち上がらせる「官能クレンジング」を、ひとつ。
美習慣5
”自分らしさ”を語り出す、香りをまとう
ステイホーム習慣によって、香りとの距離が縮まったという声を聞きます。癒される、包まれる、家で心地よく過ごすための香りを欲したのだと。この秋、自分のものにしたいのは次なる香り。服やメイク以上に「私」を語り出し、ふと漂う空気が自信を呼び覚ます香り……。
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【後編】松本千登世監修“キレイを引き出す新・美習慣10”
閉塞的な生活が続き、縮こまった心と肌を解き放てるのは、やっぱり自分だけの唯一無二のキレイを引き出してくれる美容の力!そんな美容の力を実感するためにこの秋、意識したい、10の美習慣を、松本千登世さんに解説いただきます。