神崎恵さんと小田切ヒロさんのおふたりが、毎号交代で読者のお悩みに答える「大人のカウンセリング室」。鋭くパワフルに、そして愛をもって、あなたの抱える問題、解決しちゃいます!
回答者はこの人! 神崎 恵さん
お悩み:「“体の変化”との向き合い方」
(41歳・自営業・未婚・子供なし)
■神崎恵さんの回答:閉経しても自分は自分。「人間として楽しく生きる」にシフト
また、「女性であることより自分自身でいること」という話と矛盾するかもしれませんが、まわりの60代や70代の先輩を見ていると、年齢に関係なく、みんな“女性”。恋愛しているし、セックスライフもあるし、パートナーも彼女たちを女性として見ています。それに「女=子供を産む性」という刷り込みはそろそろ終わりにしてもいいのでは。いずれ産むかもと考えていたのに、いざ“強制終了”になるかもしれないと思うと、戸惑ってしまう気持ちはお察しできますし、私も、若い友人が妊娠したり、ベビーを抱いているのを見ると、「もうこういう経験はしなくなるんだな」と思ったりもします。
けれど、それがすべてではありません。閉経しても、好きな服を着て、メイクをして、変わらず生きていく。恋愛だってできる。子供を産むこと以外は、自分としての生き方は変わらないのですから。
とはいえ、ホルモンにかかわる体の変化は、メンタルに響きます。このかたは婦人科で1回検査を受けたということですが、もう少し先生にお話を聞いて、何かできることがないか探ってみるのも。話をすることで心も落ち着きますしね。それでもダメなら、ほかのドクターにも意見を求めることもできますし、いよいよ方法がないのならマインドチェンジ。気持ちを変えて、生活を立て直して。
私はホルモン値がまだそこまで低くなく、「すぐ治療を始めるほどではない」と言われたので、今は体を整えることを重視しています。くずれた生活リズムを正すため、なるべく23時にはベッドに入って、朝ごはんをしっかり食べる。朝食のスムージーをやめて、白湯やおかゆでカラダを温める。朝に限らず、疲れていたら、体調に合う食事をとる。デリケートゾーンのケアを始める……何年か後に備えて勉強しながら、取り入れやすい習慣から取り入れてみています。
考えてみると、これまでずっと、男、女、性というものに縛られて生きてきたと、この年齢になって思います。けれど、結局は人間としてどうあるか。今は、女としての枠をはずして、人間として楽しく生きることにシフトしたい気分です。相談者さんもそんな気持ちで、人生に新しい楽しさを見つけてくださいね。
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