坪田あさみ エディター・ライター
@asamit1201
@sundownertokyoomuretsu
「パール=コンサバ」の
呪縛からようやく解放された
これまでもパールのピアスやネックレスを持ってはいたけれど、どこかコンサバ感を払拭できず、引き出しの中にずっと眠っていました。使っても年に2、3回程度。ところがここ1年ぐらいは、ようやくパールの出番が増えてきました。
髪の毛が短くなったことでパールでもエレガントにならなくなったことがあるかもしれませんが、よく言われる「年を取ると失われてしまう清潔感をパールが補ってくれる」というのが、とうとう私も当てはるようになってきたのかなと。嬉しいような悲しいような。
とはいえパールが“お母さんアイテム”に見えないようにするためには、私なりの取り入れ方にルールがあります。今回はそちらをご紹介したいと思います。
簡単にポイントをまとめると
1モダンなイヤカフから取り入れる
2異素材のものと組み合わせる
3スウェットやTシャツ、ボーダー、デニムなど“ど・カジュアル”なものとスタイリングする
さっそく順番に説明していきましょう!
1モダンなイヤカフから取り入れる
▲イヤカフとピアスの両方にパールをあしらっていますが、どちらもモダンなデザインなのでコンサバ見えしません。
▲上の写真と同じイヤカフをシルバーピアスと組み合わせています。パールの清潔感とカジュアル感のいいとこ取りができます。
ここ数年パールが使いやすくなった理由のひとつは、髪型や年齢以外に「イヤカフ」人気がとても大きいと思っています。
モダンなデザインのイヤカフが登場したことで、耳元は必ずしも左右セットで付けなければいけないという固定観念がなくなり(イヤカフは片耳売りが基本なため)、デザイン違いや素材違いを自由に組み合わせて付けられるようになりました。
コンサバ感が強いパールのピアスも、片耳のイヤカフならそれだけで一気にこなれて見えますし、カジュアルダウンして使いやすくなるという訳です。
2異素材、テイスト違いのものを組み合わせる
上の写真でパールのイヤカフとシルバーのピアスと合わせていたのもそうですが、顔まわりに合わせるアイテムをきれいにまとめないすぎないこともひとつの方法。
例えばゴツめのセルフレームの伊達メガネやナホバパールのネックレスなど組み合わせて変化をつけるようにします。
▲こちらはプティローブノアーのパールピアス。真ん丸ではなくおはじきのように少し歪んでいるのでコンサバになりすぎないのでは、と思い15年ぐらい前に買ったもの。とはいえ両耳パールピアスだとまだまだコンサバになるので、太めの伊達メガネやシルバーネックレスと組み合わせてカジュアルダウンしてみました。
3スウェットやTシャツ、ボーダー、デニムなど “ど・カジュアル”なものとスタイリングする
3つめは服とのスタイリングです。パールはそのものにコンサバ感が強いので、トップスはできるだけ“ど・カジュアル”なものを合わせます。例えばスウェット、Tシャツ、ボーダー、デニムといったものが代表例。そうしたアイテムを合わせることで、逆にパールの清潔感が際立ちます。
▲パールをあしらったモダンなピアスをボーダーニットと組み合わせて。イヤカフはビジュー付きで異素材のものを合わせました。
▲マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックとタサキのコラボTASAKI by MHTのパールネックレス。こちらも15年ぐらい前に購入。当時もTシャツやスウェットにつけたいと思って購入したものですがうまくつけることができず、ずっと冠婚葬祭用になっていました。最近ようやく日の目を見ることに。
ピアス以上に“お母さんの授業参観”風でコンサバ見えするパールネックレスですが、スウェットという“ど・カジュアル”アイテムと合わせることによって、一気にとっつきやすくなった気がします。
いかがでしたでしょうか? 40代の清潔感をアップしてくれるとても便利なアイテム・パールですが、私のようにずっと苦手意識を持っている人がいたら絶対にもったいない!と思います。今はパール自体がビッグトレンドでもあるので、この機会にぜひ使い始めてみてはいかがでしょうか? 3つのルールのいずれかを意識するだけで、きっと苦手意識も払拭されるはず。顔映えのよさと清潔感が手に入ることがわかれば、きっとヘビロテできるようになると思います!
今回も読んでくださりありがとうございました。