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【ザ・仕事人にお薦めの本】仕事に必要なのは冷静と情熱の間?|マリソル編集長ウドBLOG #23

ほどよく気分をアゲアゲにしてくれる本、そしてほどよく気分を冷ましてくれる本。2冊についてご紹介します。
スタートアップの本
この本に取り上げられている例を見てみると、この10年あまりの間に、いつのまにか当たり前として存在しているサービス、色々あるのだなぁ、と思います。
いよいよ3連休も終わって、お仕事に本腰を入れなければいけない日々がまた始まりましたね。

よいしょ、と少しでも明るい気分で腰を上げ、心を燃やしていくために・・

今日は昨年からちょこちょこ読み進めている本をご紹介します。

尊敬する某・新アラフォー世代のリーダー(男性ですが)が会社を立ち上げる時の準備に読んでいたということで、興味を持って手に取りました。


『START UP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか」(堀新一郎・琴坂将弘・井上大地 著 ニューズピックス刊)


もちろん私は起業をしたわけではないのですが、昨年の夏に現在の「新生マリソル」に異動したとき、そこは「新部署」で何もかもがこれからでした。

いわば「線路を作る」という任務の中、手探り状態。何かアイデアを得られたり、自分の幅を広げてくれる本はないかなぁ、と思っていた時に見つけたのでした。

クラシル、メルカリ、ビズリーチ、BASEなど、今となってはおなじみのいろいろなサービス。これらが、どんな創業者によって、どんな動機や紆余曲折を経て作られていったプロダクトだったのかが、さまざまな角度からのドキュメントタッチなストーリーにより、よくわかるようになっているのです。

単純にノンフィクションの本としても面白いので、ちょこちょこ読み進めています。

中でもフィールしたのは、「ミッション」や「バリュー」の設定、というところでした。

例えばメルカリなら、「Go Bold(大胆にやろう」「All for One 全ては成功のために」「Be a Pro プロフェッショナルであれ」の3つのバリューがあるのだとか。
それらは創業期に設定され、今もなお、さまざまなやりとり、評価などに活用されているのだそう。

なるほど・・
いつでも戻ってこれる「この言葉」というのがあるのはいいなと思い、

すっかり影響を受けた私は、この新生マリソルの属しているブランドビジネス部・コマースメディア室(HAPPY PLUS STOREの入っている)の「ビジョン」も作らせてください! ・・・と、ある日立候補していたのでした(笑)。

とはいえあまりに忙しすぎて、そう言い出してから、1ヶ月後。
昨年末くらいに会議で発表をさせてもらったのでした。
(でももう、皆あまり覚えていないかも・・ どこかに書かせてもらわないと笑)


ちなみに、その3つは以下のようなもの。

・A-level の自分で行こう

・支えてくれるのはBeautiful Team

・Customer First 「常にお客様第一」


この3つは上から順に、A、 B、Cから始まる言葉で覚えやすくしながらも、「自分軸」「仲間軸」「お客様軸」について語っています。
・・なんて、いっちょ前に考えてみたりしたのでした。

でも言葉って、不思議です。
ないよりあったほうが、ちょっと背中が押されるし、さまざまなことに迷っても「そこに戻ってこれる」わけですから。


さてしかし、人間ですから毎日モチベーション高く!とは行かないこともあると思います。そんなとき、ふっと気楽にさせてくれそうな1冊も見つけました。

こちらは4コママンガ付きのエッセーで、あっという間に読めてしまいます。
仕事の悩み本
ネコがしゃべっているのも可愛くてとっつきやすい、読みやすい一冊です。
『言いにくいことはっきり言うにゃん 仕事の悩み 解決編』(Jam 著 笠間書院刊)。

何事もやる気が大事、とはよく言いますし、どれだけ熱量を持って、どれだけ愛情を持って仕事をするかが大事・・とよく言われます。
そしてそれは真実。

でもヘタをすると、それは「やる気のない奴は辞めろ」みたいな根性論に向かって言ってしまう危険性も。

例えばこの本の中では、
「仕事に一番必要な心構えは・・
どんな状態のときも仕事ができることだよ」と。

納期を守ったり、続けたりすることだけでも良い事。
そしてやる気がそこまでなくても、センスでできてしまう仕事があったら、逆にそれはすごい才能ではないか!? とのこと。

これも目から鱗でした・・!

モチベーションという言葉の奴隷になりすぎると、どうしても自分を責めてしまったり、せっかくできていることが出来ていないように感じられたりもしますね。

気合いは大事、でも入れすぎも危険、
そしてそれがなくても出来ることがあったら褒めてあげたいね、という。

これはこれで、冷静さを取り戻す、少しホッとする一冊。
ちょっとめっけものの本でした。

気になったら是非お手に取ってみてください♪

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