占星術師 レイコ・ローラン
2022年2月 12星座全体の運勢
今月はちょうど1日が新月(水瓶座の位置)です。月をまたいだとき、自分自身の「テーマが変わった」「目指すものはこあれ」とはっきりと感じる人も多そうです。ただ、“新たに向かっていく場所”は見えるものの、水星・金星・火星、そして時代背景を司る冥王星はまだまだ、非常に現実的な山羊座に集中しています。山羊座は「徹底的に実働を重んじる」星座。あらゆる場面で、目に見える行動が求められています。世の中全体がとにかく次の世界へ向かって、Under Construction(建設中)。トンテンカンテンと槌の音が鳴り響いている、そんな雰囲気が展開されていそう。スクラップ&ビルドの動きが現実の社会でも、そして個々人の心の中でも。さまざまな場所で加速するでしょう。
■水瓶座の運勢
1日の新月は、水瓶座の位置で起こります。どこかふっと初心に帰るような、清々しい気持ちと、まだまだこれからだと思う心細さと暗さ、その両方が胸に湧いてきそうです。反面、周囲はとても賑やか。あなたからするとすでに経験済みだと思っているような事柄をワイワイと議論している人たちに対して、どこか冷めた目を向けたくなるかもしれません。けれども今月の前半はしばらく静観を。15日に水星が水瓶座に入るころから、思ったことをありのままに話す機会に恵まれ、周囲も耳を傾けてきてくれます。17日の満月は「パートナー」「重要な人間関係」の位置で起こるため、配偶者、恋人、または仕事上でコンビを組む相手などと意識して向き合うべき出来事がありそう。感情をしっかりと動かしながら、しかしそれをも自ら客観視しつつの態度で話し合えば、今後のより良い、現実的な進路に舵を取ることができるでしょう。19日に太陽が「財運」「持ち物」の場所に移って以降は、落ち着いてこれからのマネー対策に取り掛かる事ができます。買い物計画を立てるのも良いとき。けれどもこの時期は、チョイスの方向性は良くても、ややもすると数の面での“買いすぎ”に少し注意が必要です。