最先端であるはずのトレンドアイテムが「新鮮!」ではなく「懐かしい!」に変わったのは。
その昔、ウキウキと流行アイテムに身を包んでいると母に
「あら!?それ今、流行ってるの?懐かしいわぁ。昔そんなの着てたのよ。」なんて言われていたけれど、その世代に追いついたということなんでしょう。
・・・早い話が歳をとった!?(笑)
今シーズン注目株のツイードもまさにソレ。
女性らしい華やかな雰囲気が好きで、昔よく着てました。
なので、今シーズンも大いに取り入れたいところ♬
しかーし!
ここで気を付けなければならないのが2周目世代なのだとも思っています。
せっかく新たに取り入れたのに「昔のものを引っ張り出して着ている人」に見られてしまっては元も子もありません。
「オシャレね♡」と思われてこそ初めてトレンドものを取り入れる意味があるってもの。
そんな私の〝この春の妄想ツイードコーディネート〟を2パターンご紹介します↓
サイズ000から展開されているのが小柄にとっては何とも有り難く、ホワイトとブラックの色違いでお借りしました。
お値段はウンとゴージャスですが、決してバブリーではなく、マディソンブルーらしく変換された大人のカジュアル感が魅力です。
【MADISON BLUE】MILITARY JK LINTON(ホワイト)
アンティーク調のシルバーボタンや腕章など、細部に施されたミリタリーなディテールも相まって、グッとカジュアル。例えるなら白デニムのGジャン!そんな印象です。
私の答えはコレです↓
pants:R
shoes:converse
bag:maison margiera
これが本当に白デニムのGジャンであれば無難っぽさや男性っぽさが否めなかったように思うのですが、そこが旬素材ツイードの強み。全てを上手く引き上げてくれてます。
〝真っ白〟とゆう色自体に目を惹く華やかさがあるので、余計なハズしは不要と考えます。
トレンドアイテムと合わせるのであれば尚更ですね。明るさを足すだけで十分。
爽やかでクリーンな白はこれからの季節に大いに取り入れたいカラーですが、季節を問わないシックな黒も捨てがたいところ。
ただ、単なる色違いと言えど、全く同じ着こなしがハマるほど単純なものではないようです・・・
【MADISON BLUE】MILITARY JK LINTON(ブラック)
ボタンもシルバーではなく燻したゴールドになっていて、重厚感があります。
pants:zara
shoes:CHANEL
bag:CHANEL
なのでボトムはベーシックな黒スキニーに、そのぶんトップスをボーダーに!
ツイード=CHANELというイメージなのですが、その王道の組み合わせが時代錯誤な感じにならないのはジャケットの持つ男前さやカジュアルさのおかげですね。
いかがでしたか⁉︎
昔をそのまま引っ張り出すのではなく、かといって全く好きではないテイストに仕上げるでもなく・・・
〝変えるべきとこは変えるけど、本来の自分の軸は動かさない〟
それが2周目コーディネートを古臭くなく成功させるコツなのかなと思います♡
次回は、ちょっぴりスポーティなブルゾンをご紹介します。
お楽しみに♪
*次回は2月25日(金)公開予定です
- bemi
- 阿部恵美。身長153cm。 25年間の会社員生活を経て、2019年にパーソナルスタイリストとして独立。 小柄でもバランスよく素敵に見えるコーデ術、もの選びの審美眼は、マリソル編集部も絶賛。ショップマリソルなどでプロデュースする、小柄さん向けの服も、毎回人気。