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【4月1日発売】Marisol春号は、まだ真っ白な“束見本”|マリソル編集長ウドBLOG #32

4月1日にリニューアルして発売される,年に2回の雑誌「Marisol」。今、スタッフ一同で中身を一生懸命作っているところです。
束見本
これが「束見本(つかみほん)」というものです。その本の質感、重量感,大きさが確かめられる真っ白な見本です。
立春も過ぎましたが、今日は大雪となかなか寒さが立ち去らない様子の2月ですね。

雪のように真っ白といえば・・


これが春にあらたにリニューアルして刊行される予定の「Marisol」春号の、真っ白な見本です。専門用語では“束見本”といいます。

どんな紙を選んで、どんな形にして、手に持ったときはどんな感触か・・ などが確かめられるものであり、撮影のときなどにも持っていくと、「ここをこう開くと、この写真が載るイメージだとすると」など、具体的なシミュレーションがしやすかったりします。


定期刊のMarisolはA4よりもやや横広い形でしたが,今回はほぼA4サイズに近い形。
ファッションが映える、ちょっと艶のある紙を使用する予定です。


今、どんどんレイアウトを上げて、入稿も始めているところですが、いつもよりも早めの進行。というのも、1冊“ほぼすべて買えます”という、通販と連動した本なので、このあと何より大切になるのが、

「色校正」なのです。

何度か繰り返して,実際の商品に極力近づけて頑張らないと、せっかく「このアイテム素敵!」と思ってくださった読者・購買者のかたに良いものをお届けできないですものね。

  • 見本

    表紙もツヤっとした紙です

  • 見本

    立ててみました。厚みはこのくらい。


さてさて,仕事のあらゆる部分がオンライン化している現在ですが、やはり「物」が絡んでいると、アナログの意識が呼び覚まされますね。

また、「物」の場合は,簡単に修正もきかず手元に残ってしまうものだけに、慎重にことを進めなければならないので、各方面との調整など,関わるかたがたも多い。

デジタルの世界でも、コンテンツを作るということは同じですが、紙の塊を両手にしたときに、あらためて「ここは出版社だった!」と思いますし、書店という“花道”にこの本が並び、表紙のヨンアの可愛さに,思わず目を止めて手に取ってくれる方がひとりでも多いことを願うのでした。


今日も頑張っていきましょう〜!

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