占星術師 レイコ・ローラン
2022年3月 12星座全体の運勢
場面の切り替わることの多い3月です。いったん「状況はこのようになった」とまとめ切れたように思っても、数日後にはまた違う展開が待っているという具合です。人々が本能で追い求めるもの、好き嫌いなどを表す金星・火星のグループは、理性的な水瓶座の位置へ。一方で、知性を表す水星・太陽のグループは、豊かな感情を司るうお座の位置へ。惑星たち本来の性質と、星座の持つ性質が思いきりクロスするため、人々の議論やコミニュケーションは、頭と心を相互に行ったり来たり。高度な次元での話し合いが様々な場面で展開されますが、変化は小刻み。それを受けて「まずは大きく行動するしかない」という単純な方向へと人々が次第に流れ出す兆候もあります。春分を過ぎる頃には、世の中全体に、頭でも心でもなく"直感"が命じる方へ行動すべしというムードが高まってきいそうです。
■水瓶座の運勢
3日の新月は、今ここにあるものよりも「次に手に入れたいもの」についての意識を芽生えさせます。けれども今月は、実にさまざまな惑星が水瓶座に集中するゆえ、とにかくたった今周囲があなたに求めるもの、寄せる期待、任そうとする仕事などが渦巻いています。特に6日に金星と火星が水瓶座に入る頃には、「抑制を効かせながらも、様々なことにトライしてください」という難しいお題が色々と持ちかけられそうです。ただこの時期をうまく乗り越えると、グンと視野も広がり、人気もアップして人間的にも一段階成長することは間違いなし。18日に起こる満月は、水瓶座にとって「深い人間関係」を表す場所で起こります。結びつきの濃い人々とのやりとりに一層のフォーカスが当たりそうです。ここでがっちりと彼らと握手を交わしておくと、今後の自分の大きな支えにもなるでしょう。21日に太陽が水瓶座にとって「学習」を表す位置に移動すると、様々なことを勉強したくなりそう。ちょっとした習い事を始めるのも良いですし、身近なSNSや口コミなどの情報からだけでも、自分の身につくものをセンスよく選び取れそうです。27日に水星が同室すると、これはしめたというほどの、金脈級の有益な情報に遭遇するかもしれません。月末を迎えるころにはエネルギッシュに、周囲とも程よいコミュニケーションを取りながら様々なことに向き合っていく、一皮むけたあなたの姿が手に入っているはずです。
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