もしそこにいて読んでくださっている方がいらっしゃるなら、私の人生にこんなご褒美はございません。目をつぶってでも共に進んで参りましょう。
「何を着ていいのかわからない……」
あんなにおしゃれが好きだったのに、ブログのために撮る自分のコーディネート写真には毎度ガッカリ。違う、全然違う。こんなんじゃ掲載できない、ダサいと思われたら、陰で笑われてたらどうしよう、みんなすごく綺麗なのに……
それこそ自意識過剰と笑われそうですが、とにかく何も買う気力がなくなり、「どうせ似合わない」「何を着ても楽しくない」と思うようになりました。
そんな時にたまたま、ビューティエディター松本千登世さんのインタビュー記事を発見。2018年の記事ですが、目からうろこ、膝を打つってのはこのことだ!状態。
松本さんの記事はこちら↓
私は全然おしゃれじゃなくて、単におしゃれに見られたい人だったんだな、と確信できました。
これくらいパンチがないと……とか、これならおしゃれかな……とか。自分よりも人の評価を気にして気にして、気づいたらどこにも自分はいませんでした。「自分」を無視していたら、おしゃれが楽しくないのも当たり前ですよね。
おしゃれに見られたいと思うことが悪いのではなく、その思いを通して見えてくる自分のファッションとは?と考えること、この気づき失くして前には進めない、と思えました。
ということで、これまで買い集めたものたちは本当に必要としている方々のところに行ってもらうべく、断捨離を始めました。
恥ずかしながら、こちらのブログでご紹介させていただいたものも一部仲間入りに……。商品自体はどれも本当に素敵で心躍らせてもらえたものに違いありません。私が、責任を持って持つことができなかったというだけ。
同時に見えてくる、私は何が好きで、何が似合うと思っていて、何が着たいのか。
だいぶ空間のできたクローゼットを眺めながら、自分と向き合うという、辛くも楽しい時間を過ごしています。