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ゆるくてルーズなワイドパンツで 夏の大人カジュアルを進化させる【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #52】

裾に溜まるボリューム感がこなれ見えに直結! この夏おすすめのワイドパンツをご紹介します。
坪田あさみ エディター・ライター

坪田あさみ エディター・ライター

大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、カタログを中心にエディター・ライターとして20年以上活躍。ファッションはもちろんライフスタイル情報も発信。東京から湘南地域に移住し、夫とともにオムライスとオムレツサンドの専門店「サンダウナー 東京オムレツ」も経営する。
 
@asamit1201
@sundownertokyoomuretsu

カジュアル派が取り入れたい

抜け感たっぷりのワイドパンツ

ワイドパンツが好きで年中いろんな色や柄、素材のものを履いていますが、この夏、私の欲しい要素を詰め込んだワイドパンツを、パンツ専門ブランドSTORYさんとコラボさせていただきました。今回はコラボしたパンツのポイントとともに、なぜ私がこのワイドパンツを愛用しているのかをご紹介します。

 

“ズルズル着こなす”がMYルール。

力の抜けた大人カジュアルを狙います

坪田あさみ STORYコラボワイドパンツ

▲裾にボリュームが溜まるワイドシルエットは、マニッシュではなくモダンなムードにシフトしてくれます。黒パンツの使いやすさはそのままに、シンプルな着こなしでも無難に見えない大胆な太さがポイントです。

パンツ(ブラック)/STORY ジャケット/S.W.O.R.D ピアス/MARIA BLACK バッグ/ZANCHETTI サンダル/NEBULONI E.

昔のワイドパンツって張りのある素材だったり、きれいめすぎたりして“ザ・マニッシュ”な雰囲気か“キャリアウーマン風”になりがちでした。特に背が高く肩がしっかりある私のような体型の場合、ほどよく力の抜けたムードになりにくかったのですが、このパンツは違います。


point1
落ち感のある柔らかな素材を使用

point2 裾にボリュームが溜まるシルエット


この2つのポイントによってぐっとこなれて見えるようになっています。
もちろん着こなしでも、ゆるっとしたロングシャツや長めのブルゾンなどを合わせ、“ズルズル”としたシルエットにするのが気分。

坪田あさみ STORYコラボワイドパンツ

▲ビッグシルエットのシャツとワイドパンツの“ズルズル”したコーディネート。春夏の軽い薄軽素材だからこそトライしやすい組み合わせです。

パンツ(ネイビー)/STORY シャツ/Chaos バッグ/Polène 靴/Maison Margiela
坪田あさみ STORYコラボワイドパンツ

▲マニッシュなパンツの裾からのぞく華奢なストラップサンダルの女っぽさが好きで、夏はこの組み合わせをヘビロテしそうです。こちらもロング&ロングの“ズルズル”コーデ。

パンツ(カーキ)/STORY ジャケット/vintage バッグ/CHANEL サンダル/MICHEL VIVIEN

point3 丈は床ぎりぎりのフロアレングス

point4 ウエストは後ろのみゴム仕様で調節可能に

坪田あさみ STORYコラボワイドパンツ

▲甲が半分以上隠れる地面に着きそうな“ズルズル”な丈感が好き! 夏はヌーディなサンダルが好バランス。

パンツ(ブラック)/STORY ジャケット/S.W.O.R.D バッグ/ZANCHETTI サンダル/NEBULONI E.
坪田あさみ STORYコラボワイドパンツ

▲ヌーディなサンダル以外でもボリュームがある裾のおかげで、合わせる靴を選びません。例えばいつものスニーカーや夏にマストなスポサンもおすすめ。Tシャツやキャップを合わせた夏の楽ちんコーデでも、落ち感のあるワイドパンツとフロアレングスで、スポーティになりすぎず、大人のこなれカジュアルに。

パンツ(カーキ)/STORY T シャツ/ATON シャツ/MADISONBLUE バッグ/STAUD  靴/CONVERSE

なぜこの丈とボリュームがおしゃれに良いのかというと、「脚が分断されないのでどんな靴でも合わせやすい」こと。そして「シンプルな着こなしが地味にならない」のが理由。

私は派手なディテールがある服が苦手なので、自然と選ぶアイテムはシンプル&ベーシックになりがち。さらに地味色好きでもあるので、ワンツーコーデが多く重ね着をしない夏は、放っておくととても地味で普通なコーディネートになってしまうのです。それを解消してくれるのが大胆な丈と量感のあるワイドパンツというわけです。

 

point5 内向きのタックがお腹周りをカムフラージュ

坪田あさみ STORYコラボワイドパンツ

▲内向きに施したタックのおかげでぽっこりしたお腹で生地が広がらない作りに。

パンツ(カーキ)/STORY トップス/ATON バッグ/MODERN WEAVING 靴/TKEES

パンツをきれいに着られない理由のひとつは、お腹がぽっこりしてしまい“中年感”が出てしまうことだと思うのですが、少し深めに施された内向きのタックがそれを解消してくれます。

私は一見やせ型に見えるにも関わらず、服によっては「妊娠?」と疑われるほど下腹部がぽっこりしている恥ずかしい体型なのですが、それをしっかりごまかしてくれるのがこの内向きのタック。お腹の肉感でタックが外側に広がらないので、すっきり見えるという仕掛けです。
 

point6 お仕事やドレスアップシーンでも着用できる大人なムード
 

このパンツはpoint4でも書いたように、ウエストの後ろのみゴムになっているので、着用感がとってもラク。でもフロントはタック&ベルト仕様できれい見えするので、ちょっとしたドレスアップシーンでも着用できる優れものなのです。落ち感のある素材がきちんと感をアップしてくれます。

坪田あさみ STORYコラボワイドパンツ

▲抜け感のあるトップスと合わせたり、靴をヒールのものに変えれば、お仕事シーンはもちろん食事会などちょっとしたドレスアップシーンにも着用可能です。

パンツ(ブラック)/STORY シャツ・バッグ/MODERN WEAVING 靴/Maison Margiela

point7 マシンウォッシャブルだから

夏もメンテナンスが楽ちん


汗をかく夏は、お手入れがしやすいかどうかも重要です。うれしいことにこのパンツはマシンウォッシャブルが可能。自宅の洗濯機で簡単に洗えるのでメンテナンスも楽。コストパフォーマンスもバッチリです。

シワになりにくく疲れないので自宅で仕事をする時にも楽ちんでつい手にとってしまいます。

 
このゆったりシルエットと落ち感のある素材なら、冬はタイツを中に仕込んでも全く外に響かないので季節を問わず活躍してくれそうです。

私がワイドパンツに求める要素を全て詰め込んだワイドパンツ。よかったらチェックしてくださいね。

●Webshopこちら

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

  *次回更新は2022年5月15日になります。

 

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