いま東京でもっともゴリゴリに
再開発が進められているエリアではないでしょうか。
そして闇市っぽい雰囲気の周辺一帯をぶっ潰して現れた
広大なエリアをめぐる商業施設の建て合いは、
永遠のライバル・小田急電鉄と京王電鉄による、
まさに令和の死闘。
「シモキタの乱」として後世に語り継がれるほどの
凄まじさなのであります(ホントか?)
小田原・箱根という一大観光地に続く小田急を
圧倒的に支持している私ではありますが、
その小田急をいとも簡単に裏切って、
京王電鉄が京王線高架下にオープンさせた
商業施設街『ミカン下北』にいそいそと行ってきました。
高架下の両脇にレストランがずらりと並んでいて
一番奥がおしゃれなTSUTAYAになっています。
このレストランのラインナップがかなりイケてて、
全部入ってみたいし、価格帯も手頃。
高架下の飾らない雰囲気も良い。
和食の居酒屋、ラーメン店などがあって、
どんな気分のときでも
なにかしら食べたいジャンルが見つかりそう。
ほとんどの店(全店かも?)にカウンターがあるので
お一人様でも気後れなく入れるのも良い。
かなり混んでいたので、
唯一空席のあったベトナム料理屋さんに入ったのですが
これがまた大正解!
本当に増えたよねー。
メニューを触らなくていいから、大歓迎。
「ブンリュウクア」という料理。
ハイフォン風海老団子入り蟹汁麺、とのこと。
ハイフォンは、ベトナム北部の港湾都市なんだって。
まったく辛くはありません。
甘い海老がプリプリと弾ける海老団子と、
カニの出汁がよく出たスープが
とっても美味しい!
高架の外側には、オシャレな古着屋さんとか
あといろいろあったけど、
花より団子なもんで、
あまりちゃんと見てませんっ(開き直り)。
まさに「未完」な感じですが、
これからどんどん、下北沢の景色が
変わっていくんだろうなあ~
という予感に満ちたスポットでした。
ちなみに小田急線の線路沿いにも
小田急電鉄が経営する商業施設ができたのですが、
そちらはやや高級志向。
庶民は「ミカン」を贔屓にしようと思います。