特集を担当してくれた編集Yちゃんよりもらいました。
今、発売中の「Marisol vol.1 2022 春夏号」の企画が始まり、磯部さんと三尋木さんにお声がけをしたのは、昨年の夏ごろ。
定期刊だったMarisolのDNAをうまく引き継いで、そして読者の方に喜んでもらえる服をダイレクトにお届けする・・そんな命題を形にするのに、このお二人をおいて他にはない、というのが編集部で一致した意見でした。
カジュアル派の磯部さんと、きれいめ派の三尋木さん。
とはいえお二人のテイストが真逆なのではなくて、おしゃれについて大切にしている指針、支持するブランドなどが共通していて、そこから枝分かれをしていく感じがとても面白いのです。
読者としても(私もその一人目として)、どちらのテイストも素敵!と眺めつつ、実際に着ようとするとどちらかというとこちら派!と、思う方も多かったのでは。
自分の好みやライフスタイルを、あらためて発見するきっかけにもなりますよね。
ところで、今回のお二人の特集のTOPにあった座談会。
これはもう・・本当に明言ばかりでした!
珠玉の対談、という風に私は呼んでしまっています。
「好きな服を着て、
上機嫌になって、
まわりが幸せになったら最高!」(磯部さん)
「おしゃれな大人が増えたら
日本がよくなるって、
本気で信じているんです」(三尋木さん)
こればかりじゃない、本当に線を引きたくなる言葉、書き留めたくなる言葉がたくさん。
一番最初に、原稿を読ませていただいた私としても、ぐぐぐーっ!と良い意味で心拍数が上がり、頭の中がクリアになり、これはもう絶対に保存版、と思ったものでした。
この本について、お伝えしたいことはすべてここにある!と。
涙が出そうになったくらいです。
WEBではさっとそこにアクセスできるのもいいですが、やはり胸に刻みこむには、それが一番だなぁと。
そして、この対談ページは切り取って、なんならクローゼットの扉の裏側とか、いつも目に入る場所に貼っておきたいくらい(笑)です。
そのためだけに、この雑誌を買うのもありですよ!と言いたくなるくらい、珠玉の対談なんです。
たまたま、お二人が"モデル"になっても写真映えするようなルックスをお持ちだったから・・ということだけではないような気がするんです。
常日頃、服と仲良くしている。
常日頃、服について考えている。
その"服との頻繁な会話"(服というものとの相性の良さ)や、"考えて身にまとう知性"そういったものが、お姿からにじみ出ているから。
そして、そんな雰囲気まるごとを、私たちは「欲しい!」と潜在的に思ってしまうからではないかと思うのです。
そうだとしたら、「手に入れたい!」と思うのは正しい衝動だなと思うのです。
磯部さんの着用ニットの、ブルーを狙っていましたが、それはあっという間に売り切れていて・・
エブールのスカートを注文しましたがそれも乗り遅れて入荷待ちです(笑)。
そして、美女組のかたのブログで三尋木さんのアイテムを買いました!という方の文章を読んでいると、あ、この方はきれいめ派だなぁ、うなずける! などと楽しんでいます。
是非是非、あらためてお二人の渾身のコラボアイテム(マリソルでしか購入できません!)をチェックしてみてください。