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絶対的な歌唱力で魅了するキム・ジュンス来日公演レポート

アイドルの中でも一目置かれ、絶対的な歌唱力で知られるキム・ジュンスさん。35歳になった彼はアイドルを超え、円熟したパフォーミング・アーティストで、高いチケットパワーを持つ「エリザベート」「エクスカリバー」「デスノート」などで人々を魅了するミュージカルスターでもあります。そんな彼が3年3ヶ月ぶりとなる日本でのコンサート「KIMJUNSU 2022 CONCERT [DIMENSION] IN TOKYO」で帰還!天が授けし魂を揺さぶる歌声に圧倒された7月8日初日公演をレポートします!
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ステージに現れただけでもカリスマティックなエネルギーを発し、心奪われるキム・ジュンスさん。ライブは、3月にリリースされたミニアルバム『DIMENTION』からの曲「COLOR ME IN」などのパワフルでしなやかなダンス曲でスタート。まだ感染症拡大防止対策のため声援が送れないファンに、「皆さんの目を見るだけでも心は届いています。今までなかなか会えなかったので、もっと会いたい気持ちが僕の心にいっぱいになって、そのぶん大きなエネルギーをもらってがんばれます」と。「空白期間に忘れてしまったのではないか」と通訳の方も用意し、実は眠れなかったという日本語もまったく問題なく、朝から待機してくださった通訳の方に申し訳なかったと気遣いまで。

さて、ジュンスさんといえば、ドラマのOST(オリジナルサウンドトラック)の常連。「太陽の末裔」の情感たっぷりに歌い上げるバラード「How Can I Love You」にも鳥肌でした。そして、恒例のファンの3つの願いを叶える「ジニータイム」では、アカペラでDAOKOx米津玄師さんの「打上花火」や、「明日は来るから」も久しぶりに披露、この「懐かしい東方神起の時の曲」は、かつてライブのステージでも思わずほかのメンバーが聴き惚れてしまっていたほど。その歌声には感極まりました。中島美嘉さんの「僕が死のうと思ったのは」の彼の色に染まったカバーにも胸を打たれ、ダンスナンバー「OeO」「Out Of Control」「Flower」のメドレーの後に、総立ちのファンに「座っても良さそうだ」とうながすなど、優しさを小出しにする余裕も見せるスター。アンコールでは、いつも最高に盛り上がる「Incredible」!さすがのプロ魂を見せつけられた素晴らしいコンサートでした。
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桂まり●かつらまり 韓流予報士(?)。温泉保養士。「SPUR」や「eclat」などで、トラベル、フード記事など担当するライター。趣味は各国で料理教室に行くこと。「泣いて笑って癒される韓流ドラマのお勧めを不定期で紹介します!」インスタグラム@marikatsura

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