No.150 俵

口ぐせは「芸人たるもの」。何かと空回りしております。

職業：美術館職員
My favorites：アート鑑賞、宝塚鑑賞、建築鑑賞、K-POP鑑賞、とにかく鑑賞。

昨今はおしゃれ迷子ですがなんとか生きています。
猫、夫、自分の３つの生命体で一つ屋根の下に生息。酒は飲めないが四文屋にいがち。

身長：168cm

tawara2525

2022年7月23日

美術館めし＠ブラッスリーポール・ボキューズミュゼ　国立新美術館

佇まいの美しいあの人と、美術館めし。

巨大なコンクリートコーンの上に浮かぶレストラン。建築家の黒川紀章氏がこだわった、芸術空間における「食」が楽しめる。

とある平日の夜、美女組の大人気ブロガーであるemiさんと乃木坂・国立新美術館内にあるフランス料理店「ブラッスリーポール・ボキューズミュゼ」にて美術館めしを堪能。

>> ブラッスリーポール・ボキューズミュゼ

ブラッスリーポール・ボキューズミュゼ

東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館 3F

LUNCH- 11:00〜 (16:00 L.O.)
DINNER- 16:00〜 21:00 (19:30L.O.) / 金曜 16:00〜22:00 (20:30L.O.)
定休日- 毎週火曜日（祝日の場合は翌日に振替）

ブラッスリーポール・ボキューズミュゼ　はフランス・リヨン発のレストラン。ポール・ボキューズ氏が提案する「気取らないフランス料理店」であるこのブラッスリーは、国立新美術館内のこちらが日本における第1号店とのこと。六本木・乃木坂駅からほど近い立地にも関わらず、静かな空間でゆっくりとお料理を楽しめる。
詳細はemiさんの素敵なブログをぜひに……。

>> 美女組ディナー：美術館の中にあるアートな空間でフレンチを【40代お勧めレストラン】

emiさんのブログをご覧になった方はすでにお気づきだろうが、このブログはほとんど彼女のアプローチを真似している。申し訳ない。

SATC
美

鴨のテリーヌカンパーニュ風リンゴと生姜のチャツネと香ばしいアーモンドのサラダ添え
スズキと帆立貝の軽いクネル “リヨン風” ソース・アメリケーヌ(+440)

現在国立新美術館では「ルートヴィヒ美術館展　20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション」が開催されているが、この展覧会に出品されているというカジミール・マレーヴィチの<<スプレムス 38番>>を想起させるかのようなワンピースをまとって現れたemiさんにはさすがの一言しかなく……大人の女性のTPOを激しく感じたのであった。
（しれっと書いてますが芸術家の名前と作品名、すっごい調べた）

emiさんを解放せず、六本木ミッドタウンを周回、そして最後はブルーボトルコーヒー六本木カフェでフィニッシュ。
子どもの頃、大人になってこんな夜を過ごせるとは思ってもみなかったなぁ。と勝手に感慨にふける。

>> ブルーボトルコーヒー六本木カフェ

照れているemiさん（なんかもう本当綺麗）
くしゃまるな自分（幸せそう）

まだ数回しかお会いしていないemiさんだが、
高校の頃にクラスにいたらどんな女の子だったんだろう。
大学で出会っていたらどんな話をしていたかな？などと想像しながら、帰路に就く。
年をとっても新しい出会いがあって、新しい考えを聞けて、
こんな幸運なことはそうそうないのかもしれない。

「大人っていいよ、早くおいで」と、くすぶっていたこども時代の自分に、話しかけたい夜だった。