今回は、8月頭に参列した親族の結婚式について書きたいと思います。
スペインも他のヨーロッパ諸国と同様に法的なパートナーシップ制度もあるのですが、結婚となると多くは宗教婚と民事婚の2つに分かれます。
こちらの親族はみな敬虔なカトリック教徒のため、今回は宗教婚 : カトリック婚について簡単にご紹介。
- どちらかがカトリック教徒でない場合でも、事前に教会の許可を得ることが出来れば挙式をすることは可能です。
これまでにも何度か参列しているので、大まかな流れは把握しているものの、全てスペイン語での進行+全体で10〜14時間という長丁場の結婚式には、毎回少しだけ怖気付くのが正直なところだったりします。笑
始まってしまえば、とっても楽しいのですが。
1、教会で結婚式
新婦のドレスは、肌の露出が少なくシンプルでエレガントなシルエットのものが多い印象です。
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結婚の誓いをする2人には1枚のベールが。
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式を終え、晴れて夫婦となった2人を花びらと紙吹雪で盛大にお祝い!
2、カクテルタイム
今回も教会での挙式の後は、車で30分程の郊外の会場へ。
まずは屋外で親族や他のゲストに挨拶し、しばしご歓談タイム。
絶えず差し出される美味しそうなフィンガーフードは、ここでは程々に。
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何でも出てくる魔法のバー。
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広々とした気持ちの良いガーデン。
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まだまだ元気!
3、バンケットでお食事
新郎新婦の地元のお祭りで使われる赤のスカーフや、カトリック教会の小物が手土産として添えられた可愛いテーブルアレンジメント。
普段お料理の写真を撮る習慣がなく、デザートの写真のみですが…。
デザートは、スペイン版フレンチトーストのトリハス(torrijas)でした。
これが驚くほど甘いのですが、誰も顔色ひとつ変えず一瞬でペロリ!
私も甘いものは大好きなのですが、スペインの甘いものは甘いレベルを超えていて…。
相対的にこちらでは“甘い物は少し苦手な人”に降格しています。笑
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ベアトリス&サンティアゴ。可愛いテーブルアレンジメント。
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デザートのとっても甘いトリハス。添えられたさっぱりレモンジェリーが美味。
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とにかく盛り上げるのが上手いスペインの人たち。
4、ダンスパーティ
照明が落とされたクラブのような会場で、新郎新婦のしっとりと美しいファーストダンスを皮切りに、その後はDJ付きのノリノリのダンスパーティが始まります!
老いも若きも関係なく、ちびっ子からおじいちゃんおばあちゃんまで、文字通りダンスオールナイト!欧米の方々の体力には本当に驚かされます。
私はと言うと、この時点で既に気力体力を使い果たし、微笑みながら見守り隊になるのが通常運転です。
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敷地内を移動中に。夏は21時過ぎでも明るい。
長丁場かつ真夏ということで、後半はジャケットを脱いだりネクタイを緩めたりする人もいるのですが、義母は夫や子供たちが一切身なりを乱すことなく紳士的に振る舞う姿を見て『私の家族はなんてエレガントで素晴らしいのかしら!』と誇らしげでした^ ^
こちらの“紳士ルール”、実はなかなか大変そうです。
この話は、また機会があれば。
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