私の住んでいるマドリードも、今年の夏は例年以上の暑さです。
6月末から37℃を超える日が毎日のように続いていて、さすがにグッタリ気味。
空気もカラッカラに乾燥し、肌を刺すような強く鋭い日差しが容赦無く降り注ぐ日々。
そのため、日中は外を歩いている人をほとんど見かけません。
暑い日が続くと体力も奪われるので、ランチ後のお昼寝時間(siesta : シエスタ)はこの土地の理に適っているなぁ、とも思ったり。
それは、ティント デ ベラーノ(tinto de verano)、その名も“夏の赤ワイン”!
確かな理由は分からないのですが、恐らくティント デ ベラーノの方が何倍も作るのが簡単だから。
お手頃価格の赤ワインに、サイダーorレモン風味の炭酸を加えれば、はい完成!
そうそう、“お手頃価格の”と付け加えたのには、実は理由があります。
それはつい先日、親戚の結婚式に参列した時のこと。
いつものように、教会での式の後、食事に入る前にカクテルタイムがありました。
カクテルやフィンガーフードを片手に親戚や知り合い、初対面の人々と代わる代わるキャッチアップをする、なかなか忙しない時間帯でもあります。
いろんな方に挨拶を済ませ、話疲れて喉が渇いた私は、バーカウンターでティント デ ベラーノをお願いしたのです。
その様子を見た叔父の1人が『こんな良いワインでティント デ ベラーノを!おぉ〜なんてことだ!良いワインが台無しだ〜!』と驚いて笑っていたのです。
『サングリアやティント デ ベラーノは、お手頃価格のワインで作るもの』という、暗黙の了解があったのです。
まぁ、考えてみたらそうですよね。
今後は気をつけないと、と思ったのでした^^;
Instagramスタートしました!
些細な日常の出来事などは、気軽にストーリーズで更新していきます。
良かったら是非お立ち寄りください^^
↓
それでは、皆さま良い週末を!