占星術師 レイコ・ローラン
2022年8月 12星座全体の運勢
個人的な気持ち、欲求、表現したいことに光を当ててみてもよい8月です。本来の自分らしさを掴み直しましょう。ここ数年、社会的な動静に沿って行動しなければならなかったり、何かしら間接的に影響を受け、気がつけば立場が変わっていたり。仕事や人間関係の方向転換も、少なからず経験した人は多いはず。ここで大きな動きに本格的に抗ったり、元の場所に戻ることはできなくても、自身を取り戻すきっかけに遭遇する月となります。社会と自分、その比重は本来はフィフティー・フィフティー。自分を押さえつけるだけでは良い結果は生まれません。これから時間がかかっても、新しい立場や活動の場所を望んでも良いのです。気づいた人から、幸せへのチャンスを掴んでいくようです。
■乙女座の運勢
周囲に混乱が満ちていますが、俯瞰すれば、それをどんなふうに今後に好転させる材料になるか・・それが分かっているのが今の乙女座です。特に、4日に守護星でもある水星が乙女座入りすると、普段以上に頭脳明晰に。テキパキとあるべきものをあるべき場所へ納め、発信する。そんな本領発揮の季節がスタート、と言えそうです。とはいえ一瞬、12日の満月ごろは仕事上で抱えている問題の大きさに、途方にくれることもあるかも。ただ、その問題は1人で抱えるべきものではなく、さまざまな人とすでに共有をしているものであること、さらには時間の必要なものであることを今一度認識すれば、ひとまずは必死に取っ組み合う必要がないことを知るでしょう。23日には、いよいよ太陽が乙女座入り。自分らしさを取り戻す時期であり、さまざまな人の前に自分をプレゼンし、交わっていける発展的な季節の到来です。特に重要な仕事の場ではそのようなシーンが増加。いつもならば補佐的に述べている意見を、自分を主体として述べる意見に思い切って切り替えてみても、不思議とすんなり通ってしまいそう。27日に乙女座の位置で起こる新月は、そんな態度、方向性にさらに確信を持つことになる、印象的な1日に。明るく、熱量を持って話すこと。それが仕事でも家庭でも、さまざまな人間関係でも功を奏すのでおすすめです。