渡部かおり
モード誌をはじめ、幅広いジャンルの女性誌やWEBマガジンで編集&執筆、連載を担当。広告制作や企業のオウンドメディア制作、ブランディング、トレンドリサーチなど、編集者として広義的に活動。
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繰り返し使える・立体的で自立する・バリエーション豊富な保存容器
使い捨てプラスチックを少しでも減らしたいという思いから、アメリカのカルフォルニアで開発されたもの。繰り返し使えるシリコン製の保存容器で、現在では世界50カ国以上で販売されています。撮影現場には皆、水筒を持ってくるのが当たり前となりましたが、中には“マイストロー”、“マイ箸”を持参する人も。いかにプラスティックを減らすかは共通の課題で、ちょくちょく話題に上がっていたのがスタッシャーです。今、したり顔でスタッシャーと言いましたが、注目し始めた時は、“立つタッパー”と呼んでいました、すみません。
“立つタッパー”なので例えば果物や切った野菜を保管しておきたいときも場所を取らないし、キッチンやリビングに置いたときもスタイリッシュでちょっと気分があがります。カラーとサイズバリエーションが豊富なのも魅力ですが、やはり、さっきも書いた通りに繰り返し使えるのが私にとっては1番のポイントです。
このスタッシャー、食材やキッチンまわり以外にも色々と使い道がありそうだなと思っていた矢先に発見したのが、スタイリスト古田千晶さんの例。ご覧ください、なんとメイクポーチです。
使用しているのは、「EZサンドイッチ タイダイ」(¥1,760)。ウェブサイトでは、サンドイッチやフルーツを入れたり、残り物のご飯や作り置きのおかずを保存するのにもぴったりなサイズとの説明がありますが、まさかのメイクポーチ!確かに軽くて立体的だから、コスメがしっかり入って探しやすそう。 その発想の転換が素敵だなと思いました。実は私、算命学鑑定士の東京ケイ子さんと月1で対談をし、その月々の時運と開運アイテムを紹介するという連載を担当しているのですが、9月は当たり前のルール、世の中の普通を疑い、集団の中でも個を意識できる人が時運に乗れるそう。千晶ちゃん、ばっちり開運アクションしている!そうそう、こういう小さなきっかけが実は大きな成功や幸せに繋がるのだとワクワクし、スタッシャーから人生論を導き出したりして、なんだか得した気分。
オープン1周年記念を迎えた銀座の路面店も楽しい。
さて、そうなると、まだまだ他にも使い道があるのではないかと思っていたら、今度は、ちょうど銀座にある世界初(!)の直営店にて、オープン1周年を記念したイベントが行われたのです。そこではさまざまなスタッシャー活用例があったので、紹介します。
電子レンジ対応はもちろんのこと、なんとオーブン250℃までOKなので、スタッシャーの中で材料をかき混ぜれば簡単にパウンドケーキができてしまう。これは週末、気まぐれに娘が言い始める「今日、ケーキ作りたいな」に即対応できるアイデア。いただきます。
そして、お目当てはこれです。「my stasher」の展示スペース。