というのも、「便りがないのは良い頼り」ではありませんが、ここのところMarisol第二号の準備でおおわらわでした。
撮影→レイアウト→入稿→チェック、その他諸々・・。
今ようやっと、目次や協力店リストなどの周辺ページ(だけど大切なもの)を仕上げようとしているところです。
そしてそして!
発売が決定しましたよ!
9月29日(木)です。
ここのところ何日か涼しさを体感することもありましたが、きっと月末にはもっとそんな日が増えていることでしょうね。
(そうであることを祈る!!)
秋はどんな服装をしよう・・
そんなワクワク感が心からフィットしているであろう時期での発売です。
ご存じのとおり、Marisolは昨年秋に定期刊を終えてから、今春より年に2回の発行となっています。
そして「読んだらすぐ買える」をモットーに、私たちが自信を持っておすすめするものは、そのままスマホやPCで、ワンストップで購入できるように作っています。
しかし、これが本当に大変ではあるのです。
最終的につくっているのは雑誌ではあるのですが、
全体のプロセスがなんとなく「農業に似ているな」と思うことがあります。
畑にまく種を考えて(どんな服を選ぶのか、コラボするのか、または作るのか、本全体の構想を考えて)、
畑に種をまいて(いろいろな人やメーカーさんと打ち合わせを初めて)、
畑の様子を見て(サンプルを何度もチェックして、商品を仕上げていって)、
畑を刈り取る。(商品の出来上がり!)
取れ高をもとに、
農作物の並べ方を考えなおして(特集の構成やレイアウトについて、今一度考える)、
お店構えを整えて(撮影してページを作って)。
”畑にまく種を考える”という部分に関しては、実は早い場合で昨年の秋から始まっていたりします。
通常のファッション雑誌の作り方はどちらかというと、
「漁業」のプロセスに近いかもしれません。
発売の3~4か月前に、「何が旬なのか」を実際にある商品から見極めて、網をかけて、
「いま、旬なのはコレだよ! コレがおいしいよ!」と勢いよくお見せする。
瞬発力と鮮度が大事、というわけです。
そんな雑誌作りに慣れていた私としては、この新しいMarisolで通販も含めての事業に関わるようになってから勉強の連続。
(いろんなエキスパートの力を結集して、なんとか最終版に漕ぎつけています。)
でも今回のMarisolのような、通販と連動した本も種まきからのプロセスを経てやっと出来上がる分、じつは”濃ゆい”。
準備に時間がかかる分、刊行のタイミングこそ少なくなってはしまいますが、ぜひ読者の皆さんにも、半期を通して長く愛でて頂ければと思っています!
さてさて、そんなわけで。
この調子ですと、無事に今月29日にお届けできるかと思いますので、是非楽しみに待っていてくださいませ!
Marisol編集長ウド