都内からは、特急列車で2時間ほどで行けて小旅行が楽しめる日光。
これから秋の行楽シーズンにもおすすめの日光で、非日常感を味わえるプチ贅沢ランチにもおすすめのお店が明治の館です。
日光には古くから外国人の別荘が数多く建てられていましたが、こちらも明治時代のアメリカ人貿易商の別荘として建てられた石造りの洋館で、現在は有形登録文化財となっている貴重な建築。
そんな貴重な建築を利用して一軒家レストランとして営業しているのが明治の館です。
店内も歴史的な雰囲気はそのままに優雅な時が流れます。
メニューは、クラシカルな洋食のオンパレードでどれもこれも気になって食べたいものばかり。
そして、その中でもまず気になっていたビーフシチューの壺焼き。
陶器の壺の上にドーム型に膨らんだパイがそそられます。
パイを破った中には、ゴロゴロの野菜とホロホロになったビーフ、そしてこっくりとした味わいのシチューと文句なし。
完全無農薬でこだわって栽培された味わい深い舞茸を存分に堪能できます。
ここに来たほとんどの方が必ずオーダーするメニューです。
ケチャップの効いたチキンライスにフワフワの卵、そして海老やマッシュルームなど具沢山で、風味豊かなデミグラスソースがピッタリと一体感を成す極上のオムライスです。
プリプリの海老と、老舗洋食店ならではの手のかかったタルタルソースが最高です。
付け合わせの野菜も余念がなく、老舗洋食店の腕を感じることができます。
整理券が発行されてお店の入り口にある画面に諸々が表示される仕組みになっています。
そちらを確認しながらお店の前の広々としたベンチや芝生で待つことができるのでそれほど苦ではありません。
ただ日光の名所的なお店だけに待ちは必須。
それでも並ぶだけの価値がある空間とお料理です。
これから秋のプチ旅行にもぜひおすすめです。
今回も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。