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人をダメにする!? 至高のカシミアパンツ【編集部スタッフの「偏愛お買い物道」#12】

ひと昔前に「人をダメにするクッション」なるものが話題になりましたが、こちらのブランドのパンツは間違いなく人をダメにします。コンフォータブルな履き心地とモードのいいとこどり、「エクストリームカシミア」のニットパンツに夢中です。

昔から、秋冬になるといつもニットパンツが履きたくなります。あたたかくて快適、という実用面もそうなのですが、下半身がニットになるだけでスタイリングにいい意味での「気が抜けた感じ」が加わるのがお気に入りポイント。だけどですね、ニットパンツというアイテム、残念ながら世の中にあんまりないのですよ。「上半身は寒くなったらいろんな色のふわふわニットに包まれるのに、下半身はいつも差別されてる! 下半身がかわいそうだ!」と謎の下半身擁護(?)を毎年繰り広げています。そんなニットパンツ派の現在のいちばんの推しブランドが、「エクストリームカシミア」です!

エクストリームカシミア ニットパンツ
切りっぱなしの裾もかわいい「trousers」(ピンク)と裾にリブ入りの「legs」(グレー)。他にも形のバリエーションあり。

「エクストリームカシミア」は2016年にオランダでスタートしたニットブランド。上質なカシミアニットをシンプル&カジュアルなデザインに落とし込んだ、まさに「本当に毎日着たくなる」ニットの数々が揃います。「性別も体型も関係ない、だからすべてがワンサイズ展開」というのも潔くて好ましい。その分、同じ型でもカラーバリエーションが豊富で、特にシーズンごとにリリースされるきれい色がめちゃくちゃ可愛いのです!

……と、熱く語っておりますが、実は私もまだまだ「エクストリームカシミア」初心者。ブランド自体はもちろん知っておりましたが、なかなか実物を手にとる機会がなく、初めての出会いは知人が運営しているショップのポップアップイベントで。実はその時のお目当ては別のブランドのワンピースだったのですが、「これもすごいおすすめだから履いてみて〜」と言われ、軽い気持ちでニットパンツを試着して「こ、これは!!!!」となり、結果5分後にはお会計を済ませておりました(笑)。とにかく履き心地の良さがはんぱないのです。上質なカシミアなのでもちろん永遠にスリスリしていたい極上の肌触りなのですが、少しだけナイロンが混紡されているからか、編み方のバランスのせいなのか、編み地に「もちっ」としたしっかり感があるのです(着ていただければわかるのですが、うーん表現が難しい!)。カシミア素材の服って、そのお値段のせいもあってつい扱いがこわごわ慎重になりがちですが、こちらのブランドの服はそこから一歩進んで、デイリーに頼れる相棒になれる感じ。感動して、そののち色&形違いも手に入れました。

エクストリームカシミア ニットパンツ
裾は長めに、ダルっと引きずる感じで履くのが好きです。

もうひとつ、ニットパンツ派として主張したいのは「ニットパンツって意外にどんな服にでも合うんですよ!」ということ。カジュアルなTシャツはもちろんのこと、きれいめシャツやかっちりしたジャケット、私はキラキラのメタリックトップスなんかにも合わせてます。靴も、スニーカーでもヒールパンプスでもなんでもこい、です。今年は個人的に超ブームがきているビッグサイズのトップス(写真は古着のレザーシャツです。3XLサイズで、もはやほぼコート)とコーディネートしたいなと思ってます。あ、ニットパンツのことばかり語ってしまいましたが「エクストリームカシミア」、ニットトップスやストールなどの小物も大充実なので、ぜひチェックしてみてください。「マリソル」のサイトでも取り扱い中です(……と、最後に少しだけ中の人が宣伝します・笑)。



「エクストリームカシミア」のアイテムはこちら!

 

編集O

編集O

女性ファッション誌を長く担当したのち、当職場ヘ。三度の飯より好きなのが深夜のオンラインショッピング。ファッション、ライフスタイル、日常消耗品や美味しいお取り寄せなどまるで息をするように買っています。「買わない後悔より買う後悔」がモットー。2022年の個人的ファッションテーマは「陽気」。楽しいプリントワンピとソックスを集めています。好物は生牡蠣。

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