日増しに寒くなり、秋もたけなわなマドリードです。
さて、そんな秋と言えば?
スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋、読書の秋etc
▪️日本の書籍をどうやって手に入れる?
在庫が有れば、なんと1週間も掛からず手元に届くという驚きの早さ。感謝感激雨嵐!
もちろん本が2,3冊は買えそうなくらいの送料が掛かってしまうのですが、こればかりは必要経費。
一時帰国時に数冊の本を持って帰るとなると重いし嵩張るので、その点を考慮すると実はかなり便利でお得なのです。
残念ながら日本のKindle unlimitedは、海外在住者は利用不可。
何か裏の手(?)を使ったら利用出来るなんて話もありそうですが、結局は紙の本が好きなので、こうして年に数回取り寄せています。
▪️ビジネス書編
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数値化の鬼 @ 某カフェ
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多様性の科学 @ Renfe車内(スペインの新幹線)
タイトルから、ありとあらゆる業務を片っ端から鬼の様に数値化していくガテン系の内容かと思いきや、数値化することにより陥りがちな落とし穴の話など、スラスラ読める内容でした。
精神論寄り。若手社員に薦めたい1冊。
▼「多様性の化学」 著 マシュー・サイド
様々なバックグラウンドから生まれる多様かつ異なる視点、そしてそれらが合わさる時に生まれる新たな視点の話。単一視点の危うさのエピソードには度々ヒヤリ…。
現在、一外国人として生きている中、多様性がもたらすポジティブな社会への影響のエピソードは、読んでいて安心感を覚えるなど個人的には勇気まで貰えて清々しく読了した一冊。
まだ読まれていない方はぜひ。
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選択の科学 @ 某パン屋
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世界一楽しい決算書の読み方 / 会計×経営戦略
数年前に話題になったこちら。ようやく読みました。期待通り面白かった。
行動経済学が好きな人は、きっと楽しめると思います。欧米文化との対比でよく日本のエピソードが出てきますが、この本の中でも例に漏れず出てきます。
▼「世界一楽しい決算書の読み方」著 大手町のランダムウォーカー
初心に帰る気持ち+他業種の決算書が気になったのと、Voicyで著者のラジオを聞いているので気になり購入。
▼「会計×経営戦略」著 大津広一
数字から下す経営判断のプロセスについて、改めて知っておきたいなと思い。これは簿記二級程度の予備知識がないと読み進めるのは難しそう。
『会計』は未だに苦手意識が消えない分野なので、こうして積まれたまま…汗
遅くとも年内には読破したいです!
▪️小説編 (英語ver.)
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Murder on the orient express @ 某カフェ
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blackout @ 某ケーキ屋
▼「Murder on the orient express」Agatha Christie
アガサクリスティの文章は私にとってはあまり読みやすくはないのですが、小説は推理モノが好きなのと、既にストーリーは映画で観て知っているので、単純に英文を読む目的として。
▼「blackout」Sarah Hepola
お酒の失敗を飽きることなくいつまでも繰り返す主人公の話。ダメダメだけど、憎めない。サブタイトルが『remembering the things to drank to forget』笑
SATCやShoperholic(映画:お買物中毒な私)が好きな方は好きだと思います。口語も多く気軽に読めます。
▪️番外編 : スペイン語で今昔物語
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Cuentos de un pasado lejano
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裏表紙には、日本語で“今昔物語集”とあります。
私も読んでみようかなとは思っているのですが、なかなか手が伸びず…。いつか、いつの日か。
それでは良い週末を!