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エディター磯部安伽さんのトレンドアイテムの選び方

慎重派だから〝自分らしくさりげなく〞楽しみたいという磯部さん。流行の中から何を選び、どう着こなすか。そこが大人のおしゃれの腕の見せどころ。
磯部さんの頭の中をのぞいたら、大人がトレンドを上手に取り入れるヒントにあふれていた!

☆磯部安伽 Yasuko Isobe
ファッションエディター。確かな知識と世界観のある美しいページ作りで、各女性誌から絶大な信頼を集める一方、センス抜群の私服コーデが毎回読者投票の上位に。来月号からスタイリスト福田亜矢子氏との新連載もスタート予定。
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■トレンドアイテムは 「どこかに自分らしさが あること」が大切です

去年かおととしくらいから、ファッションのトレンドは、ベーシック中心の〝こなれカジュアル”から徐々にきれいめにシフトしていましたよね。でも実は私、冬までは「まだベーシックでいいや」と思っていたんです。大好きなベーシックの範囲内で、今っぽく見えるよう工夫すればいいや、って。本当に、けっこうな慎重派なので(笑)。
 でも、そんな私にも、気分が切り替わる季節がとうとうやってきました! 春物の撮影で目に飛び込むのは、きれい色やひらっとした袖のブラウス、女らしいとろみ素材……。街を歩いても、目移りするくらい、この新しいトレンドアイテムが本当にたくさんあふれていて。
 それらを見てるうちに「ピンクがいいな、それもボトム」とか「とろみはベーシックカラーのパンツかな」とか具体化されていきました。その基準は、「どこかに自分らしさがあること」。まったく初めてのものにトライするのは、若い子ならもちろんありだけど、アラフォーには正直厳しい。例えば、久々のきれい色なら好きな素材で、初挑戦のアイテムなら得意な色、というふうに。そうやって選べば、手持ちのワードローブになじみつつ、トレンドのもつ圧倒的な力が着こなしを活性化してくれます。
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<POINT 1>撮影のたびに新しいアイテムにときめいて
「仕事柄、いち早く次のシーズンの服を見ることができるのですが、この春夏はなんだか様子が違うぞ! と。(福田)亜矢子ちゃんの連載でも、長いシャツワンピースをバサッとはおるスタイル(右:2017年6月号)や、今までまったく興味がなかったとろみパンツ(左:2017年4月号)が急浮上。撮影現場でもガンガン試着してイメージを膨らませていきました」。
撮影/白川青史
<POINT 2>辛口ビッグシャツと甘口ボリューム袖、今年はどっちも
「いつもは断然シャツ派で、ベーシックアイテムとして毎年更新していました。でも今年はハイライズボトムにインして着る、主役になれるビッグシャツや、袖にボリュームがある甘めのブラウスが俄然気になって」。ブラウスは「シェアパーク」、シャツは「マディソンブルー」のもの
<POINT 3>久々のきれい色。結論は〝もともと好きな色〞
「いろんな色の中から自然と手に取っていたのが青みイエローのトップスと淡いピンクのボトム。自分の歴史をひもとけば、どちらも昔着ていました。過去のファッションには必ずヒントがあります。3 年前のこのコーデも、配色は今と同じ。でも色をきかせるアイテムやデニムのシルエットが全然違う。おもしろいですよね」。
撮影/西崎博哉(MOUSTACHE)
<POINT 4>スカートは〝貯金〞できる!トレンドだけど投資価値あり
「マディソンブルーのスカート。正直お値段は張りますが、少しずつ買い足して一生はきたい。スカートって意外と流行に左右されにくい。パンツは常に更新するものだけど、スカートは貯金できる。最近の発見です!」
撮影/魚地武大(TENT)
<POINT 5>トレンドから生まれたトレンド。リブカットソーに開眼
「実はこのトレンドだけはまったくノーマークで、雑誌で企画を立てられなかったのがすごく心残り! ボトムにボリュームが出てきたからこその流行。編み方でこんなにも気分が変わるなんて、驚きです」。白のリブカットソーは「ヤングアンドオルセン」
<POINT 6>大人による大人のためのブランドだから、ちょうどいいトレンド感
「トレンドアイテムを探す中で大収穫だったのが、自分にとって初挑戦だった2 つのブランドとの出会い。ベーシックが根底にある、辺見えみりさんの『プラージュ』と、スタイリスト白幡啓さんのセンスがつまった『スタイリング』。おしゃれな同世代が作る服だから、安心してトレンドに挑戦できます」
撮影/須藤敬一(人物) 西原秀岳(TENT/物) ヘア&メイク/麻生ヨウコ(ilumini.) スタイリング協力/森 陽子

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