ファッションエディター。確かな知識と世界観のある美しいページ作りで、各女性誌から絶大な信頼を集める一方、センス抜群の私服コーデが毎回読者投票の上位に。来月号からスタイリスト福田亜矢子氏との新連載もスタート予定。
■トレンドアイテムは 「どこかに自分らしさが あること」が大切です
でも、そんな私にも、気分が切り替わる季節がとうとうやってきました! 春物の撮影で目に飛び込むのは、きれい色やひらっとした袖のブラウス、女らしいとろみ素材……。街を歩いても、目移りするくらい、この新しいトレンドアイテムが本当にたくさんあふれていて。
それらを見てるうちに「ピンクがいいな、それもボトム」とか「とろみはベーシックカラーのパンツかな」とか具体化されていきました。その基準は、「どこかに自分らしさがあること」。まったく初めてのものにトライするのは、若い子ならもちろんありだけど、アラフォーには正直厳しい。例えば、久々のきれい色なら好きな素材で、初挑戦のアイテムなら得意な色、というふうに。そうやって選べば、手持ちのワードローブになじみつつ、トレンドのもつ圧倒的な力が着こなしを活性化してくれます。