フランスに住む前はオランダで生活し、オランダ出身のフェルメールやゴッホの作品に美術館で触れてきました。その中でもゴッホは晩年フランスで過ごしていた為、フランスに引っ越してからはゴッホが暮らし・作品のモデルとなった場所にも訪れることができました。
生きている間は、その気性の荒さや不安定さから人が離れていき、精神病院に入ったりと多くの孤独を感じる時間も長かった様子です。
死んでから評価され始めた彼の作品は、心の葛藤や繊細さ・思いが溢れていて、そんな不器用な生き方や葛藤が溢れる絵に人は惹かれてしまうのかもしれません。
ひまわりシリーズと呼ばれ、数多くのひまわりの作品を残しているため、ゴッホの【ひまわり】という作品は世界中の有名な美術館に所蔵されています。
オランダにある【ゴッホ美術館】にも【ひまわり】があり、本物をこの目で見ることができました。
※ゴッホ美術館では写真撮影は禁止でしたので、撮影OKのこちらの場所の写真しかありません。
フランスParisの近く【Auvers-sur-Oise】というゴッホが亡くなるまでの最後の2ヶ月を過ごした街にあります。
ゴッホは最後の作品とされるこの絵を描きに、ここまで毎日どんな思いで通っていたのでしょうか。
お墓のまわりにはゴッホの象徴でもあるひまわりの花が飾られ、現在では数多くの人に愛されている様子が伝わってきました。
この街でゴーギャンとの共同生活をし、その後破綻しアルルを去りましたが、過ごした1年の間にゴッホは「アルルの跳ね橋」「ひまわり」シリーズなど数多くの有名な絵画を完成し才能を開花しています。
暖かな南仏の気候と色彩溢れる街でゴッホにとっても過ごしたのは1年という期間でしたが、重要な場所であったと思われます。
作品に溢れる、完璧ではない不器用で不完全なゴッホの葛藤そのものが、人の心を魅了してやまないのかもしれません。
今回はゴッホの作品とモデルとなった場所2ヶ所をご紹介しました。
今後もヨーロッパの絵画やその土地をめぐる旅をしていきたいと思います。
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