定番の見直しが着こなしの完成度を上げる! 磯部的「ベーシックアイテム」の更新術

2017年8月3日
ワードローブのベースとなるアイテムはこまめに見直し、買い替え、時に断捨離または"お休み認定"。2017年夏、最新アップデートのすべてをお見せします!
磯部さんの頭の中をのぞいたら、大人がトレンドを上手に取り入れるヒントにあふれていた!

☆磯部安伽 Yasuko Isobe
ファッションエディター。確かな知識と世界観のある美しいページ作りで、各女性誌から絶大な信頼を集める一方、センス抜群の私服コーデが毎回読者投票の上位に。2017年9月号からスタイリスト福田亜矢子氏との新連載もスタート。

■新しい服を生かすには ベーシックの更新が 欠かせません

 いくら気分が変わったといっても、やっぱり私の場合〝全部トレンド”はありえません。トレンドを自分らしく着るためにはベーシックが必要だし、大好きなベーシックを今年らしく見せるにはトレンドの力が欠かせない。〝着回すおしゃれ”が好きだから、行ったり来たり、そういう相互関係がワードローブの理想です。
 そして、ベーシックアイテムこそ毎シーズン見直して、きちんとアップデートすることが大事。これはもう私にとってあたりまえのことなのですが、今年は特にその更新の〝度合い”が大きかったかもしれません。
 ボトムのハイライズ化が、大好きなデニムにもとうとうやってきたこと。毎年買い替える白シャツが、シンプルなものではなく、着映え効果の高いドレスシャツになったこと……。やっぱりトレンドが全体的に女っぽく、きれいめに変化していく中で、デニムやシャツ、ボーダーなどのアイテムも普通すぎるものだともの足りないし、今年のインパクトのある服に合わせた時に負けてしまう。
 ベーシックを更新しないかぎり、せっかく買ったトレンドも生きてこない。逆にその歯車が嚙み合えば、おしゃれはどんどん回っていく。ファッションってやっぱり楽しい! そう心から思える夏です。

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<POINT 1>大好きなデニム。毎年、変化しています
「ローライズのボーイズデニムがここ数年の大定番でした。着こなしは3年前が一番カジュアルで、徐々にきれいめになっていますね」。撮影/左から)2014年8月号 西崎博哉・2015年8月号 遠藤優貴(ともにMOUSTACHE) 2016年8月号須藤敬一
<POINT 2>今年のデニムは断然、ハイライズ!いろいろ試してます
「あれだけローライズ一辺倒だったのに、もうハイライズじゃないと決まらない! 驚くほどの変化ですよね。『ゴールデン グース』(上)や古着の『リーバイス』501(下)などおしゃれ度の高い太めのボーイズも購入しましたが、『ブラックバイマウジー』(中央)が一番のヘビロテに。ハイライズだけどほどよくきれいめで、スタイルよく見せてくれます。色違いで2本買いしちゃいました」
<POINT 3>白Tはクルーネックをさまざまなバリエーションで
「この特集では一枚に絞って着回していますが、白Tは異常に持ってます(笑)。今年の共通点はクルーネックですが、並べてみると、あきかげんも生地感もまるで違う。メンズっぽい『ロク×ヘインズ』、こなれ感を出したい時は『ジェームス パース』、きれいめな日は『アクネ』など、用途に応じて使い分けています」
<POINT 4>ス大人の夏には絶対、黒が必要。着こなしが締まります
「どんなにベージュが流は行やっても、夏の黒はクローゼットに絶対必要。去年はワンピース、今年はタイトスカートを選びましたが、どちらも『ギャルリー・ヴィー』のリネン。どちらもシンプルで、トレンドアイテムをさりげなく受け止めてくれる。まさに"守りの黒"です」。撮影/魚地武大(TENT)
<POINT 5>以前好きだったブランドで、新しいベーシックに出会える
「どちらも10年くらい前に大好きだったブランド。久々にチェックしてみたら、これがすごくよくて。マウジー系のデニムはやっぱりすごく体がきれいに見えるし、『シンゾーン』はトラッドが抜群にうまい。これからも頼りにしていきたいと思います」
撮影/須藤敬一(人物) 西原秀岳(TENT/物) ヘア&メイク/麻生ヨウコ(ilumini.) スタイリング協力/森 陽子

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