占星術師 レイコ・ローラン
2022年11月 12星座全体の運勢
今月のテーマは「ブレイクスルー」。というのも、8日に起こる皆既月食は改革の星・天王星とコンジャンクション(同位置)なので、今まで目をそらしたり蓋をしたりしてきたこと、心の中で深く潜らせておいたものを解放するようなきっかけが訪れるからです。もともとは今年前半に思い描いていたことに、ヒントがあるかもしれません。
月の後半には太陽・金星・水星が射手座に移動。太陽は発展を意味する星・木星と長所を引き出し合う角度を取っていきます。そのため、8日の皆既月食あたりで気付いたことが、さらに自由な方向に進んでいきそう。小さな変化を見逃さないように気を付けてみて。「ブレイクスルー」後に起きた変化に対しては、既存の価値観や固定概念にしがみつかず、自分の中にある軸に意識を置いて対処することがポイントになります。
■蟹座の運勢
先月から引き続き、自分の子ども心を開放できる事、趣味などを楽しめている月の始めなのではないでしょうか。そんな中、8日の皆既月食は蟹座から見て「人間関係」や「ネットワーク」を意味する位置で起こります。今、楽しみながら行っている活動や趣味について、そこに関わっている人々と、これからも良いネットワークを作っていきたい、情報交換をして必要な時に助け合えるような関係性を構築したい、という思いがむくむくと湧き上がってくるかも。もしくはそういう関係がすでに出来上がっていることに気づきます。一方で16、17日には快楽の星・金星とコミュニケーションの星・水星が「働き方」や「健康」を意味する位置に移動すると日常のムードはいったん一転。日々の仕事や片付けなどに意識が向きそうです。ただ、ネットワークで得た知識や、趣味にまつわる人々とのやりとりから生まれた面白いアイデアを仕事などにも活かし、楽しくやっていこうという前向きな気持ちでの取り組みです。22日には金星と水星に加えて太陽も同じ位置に移動すると、一層、日々の仕事に本腰を入れたくなるかも。24日の新月は、家事や仕事の中で、今まである意味惰性で続けていたことを変えていく方向に意識が向いていきそう。その際、参考にできるのは周りの人の行動やアイデアです。すぐに実践できることであれば、この日から始めると継続できるので良いでしょう。