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特別な1日より364日の日常を豊かにするファッション

職業:ファッションコーディネーター/行政書士
my favorite:ファッション、ナチュラルコスメ、グルテンフリー、読書


神戸在住、2児の母。元アパレル勤務、専業主婦を経て、現在はダブルワーカーです。

なんでもない毎日がいつもより少し豊かになるあれこれを発信します。


身長:158cm


着なくなった服がよみがえる!京都の"黒染め"技術で白→黒にアップサイクル。

京都の老舗、京都紋付さんの黒染め技術で、着なくなったワンピースをリサイクルならぬ「アップサイクル」していただきました。
こんにちは!ikawaです。

以前はお気に入りだったけれど、なんとなく最近着ていないな~っていう服はありませんか?そんな時、黒に染めることで全く新しいものに生まれ変わるサービスがあるということを聞き、早速オーダーしてみました。
京都紋付黒染め後ワンピース
黒染めをオーダーしたのは京都の老舗、京都紋付さん。日本の伝統的な正装である黒紋付を約100年間染め続けてこられた黒のスペシャリストです。着なくなった服を捨てるのはもったいないとは感じていたものの、それ以外の選択肢は、人にあげる、リサイクルショップに持っていく、フリマアプリで売る以外にないと思っていたので、「黒に染める」という方法は目からウロコでした。

お気に入りだった白ワンピ

私が今回オーダーしたのは、白のコットンワンピース。このワンピ、ひとめぼれしてとってもお気に入りだったのですが、なぜかあまり着る機会がなくクローゼットに眠っていたんです。
ワンピース全体(白)
ワンピース自体は本当に素敵なのですが、いざ着ようとするとうまく活用できない自分がいました。なぜ活用できないのか、自分なりに分析してみたところ・・・極度の暑がりで寒がりという私の体質によってこのワンピが一番かわいく着られる時期を逃し、着る機会を狭めてしまっていたようです。
<分析した結果>
・しっかりした硬めの生地のため夏に着るには少し暑い。
・かといって冬~春先に着るには綿100%なので寒い。
・全身白は旅行など特別な日以外に着るには個人的に少々ハードルが高い。
・気づいたらうっすらシミが・・・!!
ワンピース(シミ部分)
ただ、このワンピースは家族旅行などでも着たもので思い出の詰まったお気に入り。今は着る機会がないとはいえ、捨てたり売ったりはしたくないという思いがありました。そこで、友人のSNSで知った京都紋付さんの「黒染め」サービスを利用してみることにしたのです。

ドキドキしながら待つこと約1か月半。

オーダー方法はいたってカンタン。公式サイトから必要事項を入力し申込をした後、こちらから服を発送するだけです。何度かメールでのやりとりを経て、待つこと約1か月半。


ついに届きました!!


どんな風になっているのか、ドキドキ。
高鳴る胸をおさえてダンボールを開けていきます。

佐川急便で届いた箱
なんと!!!
白かったワンピースが・・・
京都紋付黒染め後ワンピース(置き画)
真っ黒!!

黒く染めたから当たり前なのですが(笑)、色が変わるとこうも印象が変わるものなのかと、その変貌ぶりにびっくり!!全く別のワンピースとして戻ってきました。どこからみても黒・黒・黒。白のワンピースの面影は全くありません。

ビフォーアフターの比較

ビフォーアフターを写真に撮ってみたのがこちら。ボタン、タグ、縫い糸は染まらない素材だったので白いまま。生地の部分だけが色ムラもなく見事に染まっています。圧巻!
ビフォーアフター(縫い目)
着たらどうなるんだろう・・・と恐る恐る着てみたところ、あれ?なんだか生地が柔らかくなってとても着心地が良い。私だけじゃなくて、なんだか服も喜んでいるような。ウキウキ。
ビフォーアフター(着画)
ワンピースの他にも、Tシャツや綿素材のジャケット、デニムなどを染めるのも良さそうです。素材によってはうまく染まらない場合もあるそうなので、事前に素材を確認してから注文すると安心です。


まとめ

黒染めのメリットをまとめると、

・生地がやわらなくなった(これは予想外だったので嬉しい)
・手持ちの服にも合いやすくコーディネートの幅が広がった。
・春、秋は1枚で、冬はニットと重ねれば長い季節着られる。
・シミが目立たなくなった。(というか消えた)
・全身白よりも着ていて落ち着く。

といったところでしょうか。

黒に染めたことで今までよりもっと気軽に着られるようになり、結果として黒染めをしてよかったと心から思いました。それと同時に、ものの買い方についても見直すよいきっかけになりました。捨てたり売ったり簡単に手放すことができる中で、お金と時間をかけてでも大切にしたいと思える服を私はどれだけ持っているのだろうか・・・。服を選ぶ際には、安いから、トレンドだからという以外に「大切にできるか」についても考えるクセをつけていきたいものです。


日々のコーディネートなどは
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そちらもご覧いただけたら嬉しいです。


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