先日、元美女組のseikoさんにお誘いいただき東京オペラシティ アートギャラリー(初台)で開催中の「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」へ行って参りました。
エクラ華組の麗人・華菜子さんのブログでもこちらの写真展の様子を拝見していて、「我も見たい、我も…」と欲していたところに、とても会いたき方からのお誘い。「引き寄せの…法則…?」と狂喜乱舞したのでした。
すでにお客様はチラホラいらっしゃいました。
しかし午前中だからか激混みという感じではないので、周囲の方に配慮しつつ撮影可能な場所で胸にくる作品をパチリとしてきました。
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2
ハローダイヤル:050-5541-8600
開館時間:11:00〜19:00 ※入場は18:30まで
休館日:月(祝日の場合は翌火)
料金:一般 1200円 / 大学・高校生 800円 / 中学生以下無料
※最新情報は公式ホームページをご確認ください。
写真だけでなく映像作品、過去作品である写真絵本の朗読をサウンドとして取り入れながら、展覧会がひとつのインスタレーションかのように、空間を体験することができます。
鉄を打ち付け火花を舞いあげる中国の祭りの様子。
この写真には写っていないのですが、壁からスピーカーがニョッキリ突き出していて、川内さん自らが写真絵本『はじまりのひ』を朗読する声が流れています。
若い人の生命としての美しさに弱くなりました。
互い違いの三つ編みに、そこに立っているという命に弱い(つまり歳をとったと……)。
川のせせらぎ、樹々のゆらめきが部屋中に充満しています。
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「A whisper」
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ゆらめく水面など映像の上を歩ける不思議な体験
大地では他者からの美しさの評価もクソもなく、ただ事象が起き、朽ち果て、生まれるということが繰り返されていて、そこには意味などなく生と死があるのみ、ということを改めて思い知らされました。矛盾や悪意、嫉妬、日々の疲れ、そう言ったネガティブなものさえ柔らかい光が包み込んでくれるような、ただ生きていれば良いと言われたような気分になります。
と余韻にひたりつつ、お腹が空いたのでレストランへ移動……。
生活の中にアートと大事なお喋りを心に染み込ませて、また日々を歩いていこうと思うのでした。
(なんか思い悩んでる風ですが取り急ぎ元気です)