今回はスペインでのクリスマスの過ごし方について。
え?クリスマスはもう数日前に終わったのに…?
と思われるかもしれませんが、スペインでは12/25のキリスト誕生後に東方の三賢者がやってくる1/6までがクリスマス期間となります。
と言うことで、クリスマスデコレーションと共に年越しです!
日本ではすっかりお正月ムード漂う中かと思いますが、ご興味のある方はお付き合い頂けると幸いです^^
私は無宗教ですが義実家が敬虔なカトリック教徒のため、家族行事はカトリック教の教えに準じています。
牛追い祭りや文豪ヘミングウェイの名作の舞台となった町です。
また、16世紀に日本に初めてキリスト教を伝えた宣教師フランシスコ・ザビエルの出身地でもあり、山口市と姉妹都市となっています。
蛇足ですが、フランシスコ・ザビエルの髪型は当時の聖職者特有の髪型で、頭頂部は剃髪されていたとのこと。
決して頭髪が薄くなっていたわけではないそうです。(知らなかったヨ…)
▪️クリスマスのデコレーションは?
教会はもちろん、個人宅から学校、薬局、ショッピングセンター、役所など、12月初旬からあらゆるところで目にすることが出来ます。
クリスマスツリーも至る所で見られますが、比較的新しいデコレーションだそう。
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雰囲気のある素敵な義実家とベレン
そのこだわりを知ってから、ベレンを見るたびに赤ん坊がいるかどうかを必ず確認するようになった私です。
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納屋での生誕シーン
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東方よりラクダに乗ってやってくる三賢者
▪️親族とのクリスマスランチ/ディナー
地域によってお祝いをする日や食べる物、細かい習慣は様々ですが、多くの地域で12/24と25の両日に家族や親戚と集まり食卓を囲み、家族水入らずの温かい時間を過ごします。
テーブルに並ぶご馳走は、生ハムや海老などの魚介類やお肉料理、パテやチーズが多い印象です。
そしてデザートにはフルーツと、クリスマス時期には欠かせないトゥロン(アーモンドや砂糖蜂蜜で出来たお菓子)を頂きます。
また、信仰心のある方は教会のミサにも行きます。
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今年は下は0歳から、30人超が集まりました
まだテーブルセット中でしたが、皆んなが到着する前にズラーっと並んだ圧巻のテーブルを撮らせてもらいました。
雰囲気のあるクラシックな内装も素敵です。
ちなみに義家族のルールでクリスマスや年越しは男性陣は正装でスーツ、女性陣も少し華やかにドレスアップします。
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中央奥の壁掛けは『最後の晩餐』だそう
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男性陣もエプロンをして働く働く(拍手)
▪️サンタクロースは?プレゼントは?ケーキは?
以前の投稿で少しお話しましたが、プレゼントは1/6に東方の三賢者がラクダに乗って持って来てくれるという設定になっています。
なので、プレゼントは年始にお預け。
もう少し待ちましょう。
来年も引き続きよろしくお願いします。
それでは皆さま、良いお年をお迎えください!
¡Feliz año!