占星術師 レイコ・ローラン
2022年12月 12星座全体の運勢
今月のテーマは「自由と規律のせめぎあい」。というのも、先月8日に起きた皆既月食や木星が魚座に移動したことによりブレイクスルーが起こり、わっと羽が広がった感覚になった人も多いはず。今月はその羽が広がりすぎていたら、周りに迷惑をかけないように広げ方を調整し、よい形にトリミングをして使い方を見つけていくような時期です。「チャレンジし続けよう」「自由なムードがいい」という雰囲気が広がっている中で、大事にしなければいけない“みんなのルール”も忘れてはいけません。少し襟を正しながら、先月に得た気づきを無理なく行動に移すにはどうしたらいいか、自分と周りとのバランスをとっていくにはどうしたらいいかを考えてみましょう。
■蠍座の運勢
ある程度の社交や人付き合い、新しい人との出会いは刺激があって楽しいものだと認識した11月だったのではないでしょうか。そんな中、7日に情報伝達の星・水星が蠍座から見て「コミュニケーション」を意味する位置に移動すると、程よく自分をさらけ出しながら話ができるようになり、話術に磨きがかかりそう。一方で8日の満月に限っては「この人ともっと深い関係になりたい」という衝動や焦りが出てきてしまうかも。それはいったん、心の中に留めておいて。10日に快楽の星・金星も「コミュニケーション」を意味する位置に移動すると、おしゃべり運がさらにUP。同じ事実を伝えるにしても、ちょうどいい冗談を盛り込んで相手を楽しませ懐に入っていく、そういう話し方ができるようになるでしょう。20日以降は、「あなたがいて居てくれると楽しい」と思う人が増え、気がついたら職場の人気者になっているということも。22日を過ぎると小手先の技術ではなく、言葉に自分の思いを乗せたり、相手の気持ちをしっかりと汲み取りながらバンっと強い言葉を言えるようになります。23日の新月では、自分から人に声をかけたり働きかけたりする中で、どんな事が人の役に立つのか気がついたり、その立場や役割を与えられたりすることがありそう。年末年始は今までのコミュニケーション疲れを癒し、英気を養うための時間を過ごしてください。