1日目のホスト(MC)はガールズグループI.O.I出身のチョン・ソミ。「今回のテーマは音楽への愛でひとつになる。世界中の皆さん盛り上がって行きましょう!」と自らオープニングコラボパフォーマンスで盛り上げます。この日は、公式サイトやSportifyでの再生などでファンの投票で決まる「Worldwide Fans Choice」の受賞者が発表され、TOMORROW X TOGETHER、 Stray Kids、 TREASURE、 BTS 、BLACKPINK、 SEVENTEEN、 GOT7、 NCT DREAM 、ENHYPEN、 Psyが受賞しました。今年は、235カ国、とくにタイ、アメリカ、南米、メキシコ、フランスなどからの投票が顕著だったそうです。コラボステージでは、ヒョリンとBIBIの今年カンヌで監督賞を取るなど注目された映画『別れる決心』(日本でも2月17日に公開予定です!)をモチーフにしたパフォーマンスも。「Favorite Asia Artist」を受賞し、リーダーが涙したJO1はオーケストラをバックにMAMA AWARDSバージョンの「SuperCali」を披露し、歓声を浴びていました。一瞬で会場をミュージカルの世界に変えたボーカルグループForestellaの声量には度肝を抜かれ、彼らが魅せるBTSの「FAKE LOVE」に心奪われました。ダンスサバイバル番組「STREET MAN FIGHTER」のダンサークルーとKANDANIELのコラボもクール!TOMORROW X TOGETHERの「Good Boy Gone Bad」の渾身のMAMAバージョンも見応えがありました。
そして、「今年はガールズグループの躍進が凄まじかった」と「MAMA AWARDS」リブランディングの記者会見でも話題となっていましたが、圧巻だったのが、”第4世代”の新人たち、LE SSERAFIM、Kep1er(ケプラー)、IVE(アイヴ)、NMIXX(エンミックス)、New Jeansが、メンバーをシャッフルして各グループの曲をメドレーで披露、さらに32人での”第3世代”のTWICEのヒット曲「CHEER UP」の華やかなステージも圧巻でした。無敵のチャームとガールズパワー、MAMA AWARDSならではの語り継がれる舞台のひとつだったのでは。7年ぶりだというKARAの再結成カムバックステージも話題に。「ミスター」での会場の盛り上がりは出色で、来年もヨジャグループ(女性グループ)の快進撃に期待できそうです!
プレゼンターで登場したのは「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の爆発的ヒットで、本人曰く「2022年は両親に喜んでもらえる年になった」チュ・ジョンヒョク。「日本に来るのも、アイドルに会うのも初めてなのでいろんなアイドルに会ってみたい」とレッドカーペットでコメントしていました。「還魂」(第二部の配信がスタート!)でブレイク中のイ・ジェウクも初めてのMAMA AWARDSを楽しんでいるようでした。「最愛の敵〜王たる宿命〜」のカン・ハンナ、日本からは今田美桜もプレゼンターとして参加。また、受賞コメントでは、大阪を意識して「おおきに!」とTOMORROW X TOGETHERのHUENINGKAIがコメントするなどお茶目な面を見せていました。ちなみにドラマファンが気になる「ベストOST賞」は「その年、私たちは」「私たちのブルース」「二十五、二十一」のOSTを抑え、「社内お見合い」のMeloMance「Love, Maybe」が受賞しました。
トリは勢いに乗っているグローバルアーティストで、レッドカーペットでも「ファンの皆さんの期待に何百倍も応えるようなステージをお観せする」と意気込んでいたStray Kids。ワイヤー、CGを駆使した彼らの真骨頂、ドラマティックな演出で会場を虜にしていました。最後に、2日目のホストを務めるMAMA AWARDSではおなじみの俳優パク・ボゴムがプレゼンターとして登場、流暢な日本語で久しぶりの再会を噛み締めつつ挨拶し、「Yogibo Worldwide Icon of the Year」の受賞者、BTSの名を読み上げると大歓声が湧き起こりました。進化するK-POPの多彩な魅力に圧倒された初日でした。
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イ・ジェウク
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チュ・ジョンヒョク
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カン・ハンナ
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パク・ボゴム
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TOMORROW X TOGETHER
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LE SSERAFIM
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イ・ジェウク
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KANGDANIEL