オープニングは『パラサイト 半地下の家族』「イカゲーム」のOSTをオーケストラが奏で、ここでしか見ることのできないコラボを披露、ラッパーTiger JK、Stray Kidsのユニット、3RACHAが加わりました。2日目のホスト、流暢な日本語、英語も交え、MAMAでもお馴染みの安定感とスターのオーラを兼ね備えたパク・ボゴムが登場し、歓声が。「Best New Female Artist」はIVEが受賞、プレゼンターは昨年の「Best New Male Artist」受賞グループ、ENHYPENが務めました。IVEは10月に日本デビューを果たし、NHK紅白歌合戦にも出演予定と快進撃が続きます。
まだ記憶に新しい、大ヒットドラマ「二十五、二十一」のOSTを、「Inspiring Achievement賞」を受賞したデビュー25周年の3人組JAURIM(紫雨林)が披露。「TOMBOY」が爆発的にヒットしたガールズグループ(G)I_DLE(ジー・アイドゥル)とのコラボも大迫力!TEMPEST、New Jeansと注目のニューカマーのパフォーマンスが続きました。New Jeansはデビューしてから「Attention」「Hype boy」が18週アメリカビルボードにチャートイン中という人気ぶり。ちょっぴりゆるくて懐かしくかつすこぶるフレッシュな楽曲とキュートさが魅力ですが、愛らしい見た目とは裏腹のクールなダンスパフォーマンスに驚かされました。「Best Male Artist」賞に輝いた国民的歌手のイム・ヨンウンがその歌唱力で唸らせ、続いて才能の塊、プロデューサーとしても活躍するZICOが降臨。いつもスタイリッシュな彼は「Global Music Trend Leader」を受賞、さすがのコラボパフォーマンスで存在感を見せつけました。そして、ENHYPENのキレのあるパフォーマンスの後は、巨大なハート型のセットから、IVEが登場、徹底した表情の豊かさと完璧なパフォーマンス、キャッチーでキュートな「LOVE DIVE」で会場を魅了しました。また、純白の衣装でNiziUがINIとコラボをし、ミイヒらが「雪の華」を熱唱、INIはファーストアルバムのタイトル曲を特別に初披露。絶賛日本での初ツアー中のTREASUREが、彼らならではのエネルギーみなぎる世界観で、一瞬で会場全体のテンションを上げてくれ、 ITZYも「Cheshire」を初披露し存在感をアピール、ティアラがとっても似合ってました。
百花絢爛、豪華すぎる注目スターが揃い踏みのプレゼンターたちも見どころで、ヨ・ジング、ムン・ガヨン、キム・ソヒョンとドラマファンにはお馴染みの俳優が思い思いに着飾って登場。「酒飲みな都会の女たち2」が9日から放送スタートということで、ウ・ドファンに「最近よくお酒を飲んでいるそうですね」と振られたハン・ソナ。国民的スターのフィギュアスケートの女王キム・ヨナ、「還魂」(第二部の配信が始まったばかり!)で俳優としても人気のNU’EST出身ファン・ミンヒョン、映画でお馴染み、ファン・ジョンミンや、イケメンの代名詞、チョン・ウソンまで登場。ファン・ジョンミンは、「コロナ禍で今年も大変でしたが、皆さんに拍手を送りたい。これまでは底辺だったので、あとは上がっていくだけの年になることを願っています」とコメントし共感を得ていました。ちなみに私が特にレッドカーペットで注目したのは、ハッピーバイブを振りまいていたMCのAIKI。振付家としても人気のアーティストです。一緒にMCを務めていた「人間レッスン」「怪物」「産後ケアセンター」「恋慕」「今日のウェブトゥーン」のナム・ユンスもモデル時代から注目していて、(G)I-DLEのミヨンとは「M COUNTDOWN」で一緒にMCをしていたので、ミヨンが「(ユンスを)誇らしく思います」とコメントして、照れていました。
いよいよ大賞の発表では、「Song of the Year」をIVEの「LOVE DIVE」が受賞! リーダーのユジンが「こんなに大きなステージに私たちが立てるだけでも本当に光栄なことですが、このように貴重な章までたくさんいただいて光栄です」、日本人メンバーのレイが「明日デビュー1周年を迎えます。日本で特別なステージもすることができて本当に幸せです」、こらえきれず頬を濡らすウォニョンは、「私の目には感謝すべき方々だけが見えるのも幸福なことだと思います」と涙ながらに感謝の気持ちを伝えました。
この日のトリを務めたのは世界のスター、j-hope。圧倒的にまばゆさを放っていたBTSのペンライトが揺れ、熱気に包まれたパフォーマンスで魅了しました。そして、7連覇となる「Artist of the Year」を受賞したのはBTS。彼らのこれまでの功績を讃え、新設の「MAMA PLATINUM」も受賞しました。トロフィーを手にj-hopeが「7人がさらに成長するため、痛みを感じる1年だった」とコメントし、「出なかったらどうしよう」とメンバーに電話をし、電話越しにJINが感謝の言葉と「しばらく会えなくても心配しないで」とサプライズでコメントすると会場は歓喜でどよめきました。久しぶりにオフラインで開催できたこと、素晴らしいショーを届けてくれたことに胸の熱くなる2日間でした。
-
キム・ヨナ
-
ムン・ガヨン
-
アン・ヒョンモ、ナム・ユンス、AIKI
-
ウ・ドファンとハン・ソナ
-
TREASURE
-
ファン・ミンヒョンとキム・ソヒョン