THE SHINMONZENは、イギリスのクラリッジスやコノートで知られるメイボーン・ホテルグループのメインプロパティーのオーナー、パディ・マッキレン氏のプライベート・コレクションという位置付けの9室のみの宿です。骨董店が軒を連ねる新門前通り彼の審美眼で選ばれた家具、日本画、絵画、写真、刺繍などもさりげなく配され、プライベート感でいっぱいで、オーナーの別荘にゲストとして滞在する感覚です。オーナーが使っていたシャルロット・ペリアンの作品(フェラーリ価格だとか!)がゲストエクスペリエンス・スタッフのデスクだったり、まるでギャラリーのよう。構想10年余り、京都への想いを込めて、安藤忠雄氏、レミ・テシエ氏らにデザインを依頼。全室バルコニー付きの、眺めのいいゲストルームのインテリアも、ヒノキ風呂など自然素材に徹底してこだわっていて落ち着きます。部屋ごとに、ゲスト・エクスペリエンス・キュレーターが付くので、パーソナルサービスのある旅館のようにくつろげるのも特徴。ゲスト専用の祇園白川沿いにテラスのあるリバーサイドラウンジでは季節のドリンクや食事がインクルーシブで楽しめ、お部屋での朝食、もちろん目と鼻の先の菱岩からの松花堂弁当の仕出しも可能です。外出したくなくなる居心地の良さなので、京都発祥のレイキも受けるのもお勧め。京都駅の新幹線のホームまで迎えに来てくれる、プライベートトランスファーサービスもと、至れり尽くせりの特別な存在です。
さて、そんなTHE SHINMONZENに、2月には、待望の、京都初となるジャンジョルジュ・ヴォンゲリヒティンのレストランがオープン予定。マッキレン氏のエクス・アン・プロヴァンスにあるプライベート・コレクション、ヴィラ・ラ・コストの姉妹ホテルでもあるので、シャトー・ラ・コストのワインも揃っています。ホテルゲスト以外も予約できるのでぜひ。


