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自己プロデュース力が肝要!【経営者・パーソナルスタイリスト・FPの40代お仕事コーデ術:前編】

ファイナンシャルプランナー、パーソナルスタイリスト、クリニック経営と人前に出る機会が多く、ご自身で事業をしている美女組のお三方に話を伺いました。皆さんバイタリティに溢れ、服装に関してもご自分のプロデュースが上手なご様子!

\40代のお仕事コーデ座談会を開催!/

美女組、お仕事コーデ座談会

PROFILE

(右)Fumikoさん(パーソナルスタイリスト) パーソナルスタイリスト、骨格診断講師として、自分らしくおしゃれを楽しみたい方のファッションサポートに携わる。骨格診断やパーソナルカラーに基づいた客観的なアプローチでMarisolの企画でも活躍中。
◆ Fumikoさんのブログ

(中)ゆっこさん(ファイナンシャルプランナー) 独立系ファイナンシャルプランナー(FP)事務所経営。FPとして個別面談や執筆、研修講師などを勤めているほか、実務家FPを育てるFP実務講座も人気。FP=スーツのイメージを良い意味で裏切る、ナチュラルなおしゃれを心がけているそう。
◆ ゆっこさんのブログ

(左)kaanaaさん(歯科矯正クリニック・美容クリニック経営) MS法人で歯科矯正クリニックと美容サロンを経営。再生医療の開発などに携わっている。職業柄、年上の方と接する機会が多く、清潔感と落ち着いて見える服装を心がけているそう。
◆ kaanaaさんのブログ

相手の記憶に残る、自分らしい着こなしを意識

美女組、お仕事コーデ座談会

―パーソナルスタイリスト、ファイナンシャルプランナー、クリニックの経営とご自身の資格や能力を活かしたお仕事をされているご様子ですね。少し遡りますが、その職業を選んだ背景も含めてお仕事内容を伺えますか?

Fumiko

はい、私はパーソナルスタイリストをしています。もともとラグジュアリーブランドで長年働いていたんですが、出産後に退職し、妹から勧められた骨格診断にこれだ!と興味を持ちまして。日中子どもを実家に預けながらイメージコンサルタントの学校に通いパーソナルカラーや骨格診断について勉強し、まずはママ友の診断からお仕事をスタートしました。

―お子さんが小さい頃に転身したんですね!

Fumiko

そうなんです。子どもが小学校に入ってからは手がかからなくなってきたので、今は幅を広げて、以前勉強した学校で講師をさせて頂いたり、一般のお客様のパーソナルカラーや骨格診断、あとはショッピングの同行、Webの監修をさせてもらっています。

―Marisolの企画でも大変お世話になっていて、ありがとうございます。お仕事の際に心がけていることって何でしょうか?

Fumiko

仕事的に自分に似合うものは大前提になるのでそこは守りつつ、さらに“ファッションを楽しんでいる”と思われるような服装を心がけていますね。 あとはお客様の年齢や好きなブランドによって、私も診断する時の服装を変えているのと、講師のときはきれいめに見える服装を意識しています。ジーンズ、スニーカーなどカジュアルなものは履かず、ポリエステル、トリアセテートなど落ち感のあるてろんとした素材で柔らかさをだしていますね。

Fumikoさん

▲「きちんと感もありつつ抜け感のあるシャツワンピは講師や診断イベントの日に最適。暖かみのある絶妙なブラウンはパーソナルカラーにも合っていて、自分らしくいられます」(Fumikoさん)

ワンピース:Graphpaper パンツ:ATON バッグ:CELINE ブーツ:MM6 Maison Margiela ショートネックレス:母からもらいもの ロングネックレス:AFTER SHAVE CLUB ピアス:unoaerre(母からもらいもの) ブレスレット:AFTER SHAVE CLUB

ゆっこ

私はファイナンシャルプランナーでFP事務所を経営しています。BtoCを主にやっていて、これからBtoBなどもっと大きくしていきたいと計画しているところです。

―確かゆっこさんも転職されたと聞きました。

ゆっこ

はい、もともとお着物が好きだったので呉服屋さんに就職したんですが、なんと絹アレルギーなことが判明しまして。もともとローン計算など数字が得意だったことから、であればと金融の勉強を始めて27歳で独立しました。

Fumiko

すごい。一番苦手な部類だわ(笑)

ゆっこ

本当?面白いですよー。お客様の人生がそれぞれ違うので、お話を聞きながら人生設計のお手伝いをするのがファイナンシャルプランナーの仕事の醍醐味かなと。商品販売はしておらずコンサルのみなので、人生設計と資産配分や保障など運用の偏りがないかを確認するのが仕事ですね。あとはWebメディアで金融のコラムを書かせて頂いたり。ボランティアで、中学校でマネー授業をさせてもらったこともあります。

―幅広くご活躍なんですね。ゆっこさんはジャケットを着ないのがマイルールとか?

ゆっこ

そうなんです、独立したときにジャケットは着ないと決めまして。FPといえばジャケットやスーツがスタンダードなので、逆に着ないことで差別化を図っています。“気軽に話してください”という雰囲気作りですね。中学校へのボランティアではあえてTシャツにデニムで、体育の先生くらいのノリで行ったり。スーツでかしこまった雰囲気だと「なんか難しそう」と思われてしまうのでカジュアルに見せています。

―お会いする相手に合わせる感じ?

ゆっこ

そうですね。同世代の30、40代のDINKSのお客様に会うときは、少しラフな雰囲気で、個人的にハマっているプチハイミックスが多いですかね。今日のコーデもそうなんですが、ブランドものと「ZARA」あたりのプチプラブランドのミックスがちょうどバランスかなと思っていて。お客様次第で手堅く仕上げたほうがいいときは、「ユニクロ」「無印」あたりのデイリーブランドでさりげなくまとめることもあります。いずれにしてもお客様と会うときは、デニムやカットソー、スエットといったカジュアルなものは着ないですね。ニットもざっくりではなく、きれいめなハイゲージのものを選んでいます。

ゆっこさん

▲「個人的なトレンドであるプチハイミックスの着こなしで。流行りの「ロエベ」のブローチはトークポイントにぴったりです」(ゆっこさん)

ニット:United Arrows スカート:ZARA ブローチ:LOEWE ブーツ:NEBULONI E バッグ:CAFUNE

―ありがとうございます。Kaanaaさんはどうでしょうか?

kaanaaさん

kaanaa

私はMS法人でクリニックを経営しております。具体的には歯列矯正クリニック2店舗と美容クリニックです。

―クリニックを経営されているんですね。長いことされているんですか?

kaanaa

本格的にリスタートしたのは出産後です。もともと薬学部時代からのご縁でとあるクリニックを引き継いで経営をしていたんですが、想像以上に大変で。結婚を機に一旦リセットすることにしました。出産後はストレッチの資格を取得するなどしましたが、ふと自分に何ができるのだろうと立ち返ったときに、改めて医療の経営をしたいなと思い直しまして。一昨年から再出発したというところです。

―経営というと、様々な取引先と商談や契約などがあるかと思います。服装などはどんなことを心がけていらっしゃいますか?

kaanaa

やはり関わる方が年上の方が多いので、落ち着いて見える色ですね。若く見られると責任者だと思ってもらえず「上を連れてこい」と言われたり、なかなかシビアな経験もしているので、とにかく落ち着いて見える服装に尽きます。それこそ30代の頃は肩肘張っていたので、今思い返すと戦闘服のようなかっちりめでタイトな素材やジャケットを着ていましたね。 今は40代になり、逆に「あの人本当に怖い」と言われがちな世代になってきたので(笑)、柔らかさを意識するようになりました。

▼後編へ続きます!

撮影/杉本大希 取材/松崎のぞみ

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