
イ・ジェウクさんの待望の東京での初ファンミーティングは、「還魂」(Netflixで独占配信中)で沼落ちしたファン、また、「アルハンブラ宮殿の思い出」「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」「偶然見つけたハル」「天気がよければ会いにゆきます」「ドドソソララソ」などの作品からずっと応援しているファンも多く、大盛況でした。3年まえ、ホンデのスタジオでのMarisolの撮影に、フラッとひとりで現れた、ストリートファッションにウルトラブルーのスニーカーのジェウクさん。あまりにもおしゃれだったのが印象的でしたが、この日も、ホワイトデニムにベージュに白のアクセントが効いたジャケットで登場。取材時、歌が得意だと話していたので、期待はしていましたが、ポール・キムさんの「すべての日、すべての瞬間」が、聴き惚れるうまさで、オープニングから会場は癒しの空気に包まれました。歌の途中、ファンの方々と目が合って笑ってしまう愛嬌もキュートでした。
初めての海外でのファンミーティングでもあり、好きなラーメンは「今日、顔がむくんだら困るので我慢して、昨日はトンカツを食べました」とはにかみ、日本が大好きで、「好きなもの3つは、服、(日本の)生ビール、酒」なのだとか。「日本のコンビニで驚いたのは寿司があったこと、すごい」とも。スキーや自転車も好きな今時な若者で、公開してくれた高校2年生の修学旅行の写真でも、ひょうきんなポーズをとっていたり、MBTIもESFPだそうで、やはり、天性のエンターテイナーということを再確認。撮影時もセンスの良さ、勘の良さに感心したのですが、本当に前向きで、終始ファンサービスも自然に惜しみなく捧げていました。
お悩み解決コーナーでも、瞬時も迷うことなく的確なアドバイスを届け、「自信が持てない」の悩みには誠意を込めて「他人によく見られようとする必要はないと思います。本人が幸せな回路を回せるためにはひたすら主体的であるべき。相手も同じように考えていると思うし。僕が愛して差し上げるのでご自身を愛してください」と答え、優しさの深さに惚れ直した人も多いはず! 時折、「はーい」「すげえ」「(覚えたてだという)あざっす」と日本語も交えたトークも絶好調。「日本のように美味しいものがたくさんある国はそうないから、日本にいたら生ビールのために頑張れると思う」と要所要所で生ビールを推してました。還魂の名シーン再現でも会場をときめかせた彼、次回作は、3月に準備が始まるのだそう!そして、後半の衣装、白いTシャツにライトグレーのスーツもスタイリッシュでした。
最後にまた、イ・ムンセさんの「少女」をしっとりと歌い上げ、アンコールにも応えて幕を閉じました。またすぐに来るかも、との期待を。癒しボイスも完備、選曲もセンス最高な、今後の活躍にも期待でいっぱいの24歳の若手俳優です。


