2023年2月26日

定番を今どきにアップデート！ずっと好きなアイテム編【ひと目惚れ買い！名品図鑑】

長く愛する自分的名品は、色やシルエット、素材にこだわって少しずつアップデートしたいもの。おしゃれのプロのお気に入りとは？

TOD'Sのローファー

私がひと目惚れ！
スタイリスト辻直子さん

「トッズのローファーが大好きで、新しい季節は毎回いろいろなデザインが出てくるのがとても楽しみなんです。今シーズンはスエードとチェーンのコンビネーションがたまらなくツボ！　このライトブラウンスエードのローファーにストレートデニムとオーバーサイズのカラーシャツを合わせて、新鮮なバランスで着こなしたいと思います」（辻さん）

ブランドのアイコンであるゴールドのTを、小さくあしらったチェーンと、温かみのあるナチュラルなライトブラウンの色みが、品のよさを感じさせる。やわらかなカーフスウェードが足にやさしくフィットし、どこまでも歩きたくなるほど軽量で快適。

靴「トッズ T タイムレスローファー」￥113,300 ／トッズ•ジャパン(トッズ)

エディター坪田あさみ × Woadblue × Demi-Luxe BEAMSのデニムジレ＆パンツ

私がひと目惚れ！
エディターT

「ワードローブに欠かせないデニムですが、大人になると強いダメージ加工や太すぎるものは、男っぽく見えたりカジュアルすぎてしまうなどさじ加減が難しく、一方でスキニーのように細いと下半身の肉を拾ってしまい老け見えしてしまうのが悩みでした。そんな時に出会ったのがこれ。試着してびっくりしたのがリジットデニムのように見えて、はき心地がやわらかく快適なこと。また付かず離れずのシルエットが下半身の肉感を全く拾わず、着やせ効果が大きいことでした。ボタンやステッチの色をデニムと同色に揃えているので、幅広いシーンで活躍するのも素晴らしくて。セットアップで使えるジレは、ノースリーブワンピースやタンクトップなどと合わせて単品でも使いやすそうです」（エディターT）

エディター坪田あさみさんとウォードブルー、デミルクスビームスがタッグを組んだトリプルコラボデニムが発売。シルエット加工が施されたブラックデニムを使用したアイテムは、ジレ、パンツの他にマキシ丈のデニムスカートもラインナップ。「オフィスにも着て行ける」というコンセプト通り、洗練されたデニムスタイルが叶う。

ジレ￥19,800・パンツ￥23,100／ビームス二子玉川(エディターツボタアサミ×ウォードブルー×デミルクスビームス)

MUSE de Deuxieme Classeのミリタリージャケット

私がひと目惚れ！
スタイリスト福田亜矢子さん

「去年から流行っている短丈アウターですが、自分には少し難しい気がして見送っていました。そんな時に展示会で出会ったのがこのジャケット。私のワードローブの中でおなじみのミリタリージャケットなら短丈でも挑戦できそうと即決！　ボトムはロング丈の光沢あるスカートを合わせたり、ハイウエストのボリュームパンツを合わせたりと、重さのあるボトムとの組み合わせなら簡単。この春は大人っぽく着こなしたいと思います」（福田さん）

本物の古着のようなかっこよさに加え、今どきなディテールやサイズ感、色みを再現したミリタリージャケット。クロップト丈になっているので、インナーを裾からバランスよく見せることができ、コーディネートが一気にこなれたムードに。ボディのゆったり感や袖の長さなどもちょうどいい。

ジャケット￥71,500／ミューズドゥドゥーズィエムクラスロッポンギ(スタンドアローン)

DÉPAREILLÉのカーディガン

私がひと目惚れ！
徳原文子さん

「ざっくりとしたニットカーディガンは春夏に必ず一枚は手に入れるお気に入りアイテム。少しぜいたくな質感のものが欲しくて見つけたのがこちら。リネンとシルクのカサっとした独特の素材感がたまらない！　今どきのドロップショルダーで、着丈が長すぎないのも使いやすいと思います。白いタンクトップをインナーに合わせ、足元はフラットサンダルが気分。ボトムはデニムでもスカートでも合わせやすいと思います」（徳原さん）

毛足のあるリネンとシルクでできたイタリアの特殊なファンシーヤーンを使用し、あぜ編みでニットカーディガンに編み立てた肌触り抜群の上質なカーディガン。ドロップショルダーで全体がゆったりとしているので、Tシャツなどカジュアルなアイテムを重ねてもぐっと女っぽいムードを演出できる。

カーディガン￥68,200 ／デパリエニュウマン新宿店(デパリエ)

撮影／佐藤彩　スタイリスト／伊藤ゆみ　取材・文／坪田あさみ

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