皆さん今週末は何して過ごしますか?
さて、1月の真冬の真っ盛りに奈良に行ってきました。
今回のブログは、メインイベントの「若草山の山焼き」と、絶品水蕎麦についてです。
さてさて、まずは水蕎麦。私は奈良に行くと必ず、絶対、ここの水蕎麦を食べないと気が済まないのです。
お店の名前は「玄(げん)」。古い街並みが残る、ならまちの中の住宅街にひっそりとお店はあります。
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春日大社の小鹿
予約の際に蕎麦の種類(田舎かせいろ)を選んで、好きな枚数を予約します。
私は大食いなもんで、必ず2枚注文。それでもペロリと平らげてしまいます。少食の方は1枚をお薦めします。
当日お店で、お蕎麦の頂き方を選ぶんですが、私は必ず梅たたき水蕎麦!これをせいろで頂くのが大好き。
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せいろ(梅たたき水蕎麦)
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こちらは相方のおろし蕎麦(せいろ)
まずは水につけて頂く。水だけ?って思いますよね?そうなんです。水につけると、蕎麦がさらにシャッキリする気がするのが不思議。蕎麦そのままの味がダイレクトに伝わるし、何もつけなくても美味しいなんて魔法かな?
次は梅のペーストで・・・。言葉を失う旨さ。
藻塩で頂くのも好きで、終盤は梅と藻塩を交互に行ったり来たりです。
この梅たたき水蕎麦は、実は故市川團十郎さんが愛したお蕎麦なんだそう。美食家だった團十郎さんが日本で最も旨いお蕎麦の1つだと言っていたそうです。
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そばがき
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春鹿(奈良の日本酒)
玄の建物、奈良の地酒「春鹿」を造る小西家の別邸なんだそうで、玄には春鹿さんのお酒が沢山揃えられてます。
美しいガラスの容器にお酒が入ってくるのも嬉しい。
奈良市福智院町23-2
0742-27-6868
1日に打てる蕎麦の数が限られているので要予約
さて、メインイベントの「若草山の山焼き」。
山焼きの起源は諸説あるそうなんですが、奈良全体の防火と世界の人々の平和を祈る炎の祭典ということらしいです。
この日は朝からおかしな天気で、雪が降ったと思ったら晴れたりを繰り返す忙しい天気でした。
この日は地面に雪が積もっていたので、皆さんツルツル滑っていて、見ているこちらもハラハラ。
花火が終わると、奈良の消防団員総勢300人がラッパの合図とともに一斉に山に火を放ちます。
バァーっと若草山に火が燃え広がる、っていうのが流れなんですが、この日悪天候すぎて全然燃え広がらず(笑)
そんなこんなで不発に終わった山焼きでしたが、後日天気の良い日にちゃんと山を燃やすと聞いて一安心。
奈良の春を祝う大切な行事を見届けられて良かったです。
それではまた次のブログで!