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スカートの日も、アクティブな休日も。 “スニーカー起点”のおしゃれのコツとは? 【後編】|アラフォー世代のお悩みを解決!おせっかいサロン #24

スタイリスト松村純子&エディター発田美穂の “おせっかいサロン”

アラフォー世代の切実なおしゃれのお悩みに、前のめりでお答えしていく連載「おせっかいサロン」。今回は、もはや毎日履いてもいいのでは?そう思えるほど、楽ちんで快適なスニーカー。でも単なるカジュアルな人にはなりたくないから・・・スニーカーありきのスタイルが、おしゃれに見える方法を考えます。


『おせっかいサロン』とは?

プロフィール画像

松村純子
@junko.mm

発田美穂
@mihohotta_editor

上品で女らしいコーディネートが人気の敏腕スタイリスト・松村純子と、お買い物はいつだって“ときめき至上主義”の全力エディター・発田美穂が、アラフォー世代のお悩みを解決する愛と情熱のサロン。

“スニーカー選びだけは
直感でOKって本当?!
 

発田

はい。ですが、何度も言っちゃうんですけど、基本、スニーカーはパッと気に入ったものを選ぶのが一番です。

松村

発田

いつもは理論派のおまつさんが、今回ばかりは情熱系発言ですね(笑)。

前回のように、お仕事スタイルに合わせるという明確なドレスコードがある場合は別ですが、それ以外は、何を、どう合わせても可愛くなるんです、スニーカーは。

松村

発田

ちょっと〜。それだとおせっかいコンビの出番がないじゃーーん。

もちろん、コーデ全体の統一感を考えたスニーカー選びとか、色をリンクさせるとか、スタイリングテクニックは色々ありますが、でもあまり難しく考えず、スニーカーを楽しんでもらいたいです!

松村

発田

いいね、いいね! そういうスタンス、好き好き。

はい、お気に入りのスニーカーを楽しい気分で履いていればOKです! とはいえ、スタイリストとしてのご提案もしなくてはいけないので・・・(笑)。

松村

発田

ええ、ええ、そうでした(笑)。

スカートスタイルとスポーティカジュアル、2つのテイストのスニーカーコーデをご紹介します!

松村

今回ピックアップしたのはこの3足!
今回履いたのはこの3足!

Style2
ベージュスニーカー× フェミニンスカートスタイル

ベージュスニーカー× フェミニンスカートスタイル
スニーカー(ノヴェスタ)

コート¥75,900/インターリブ(サクラ) ニット¥31,900/ロンハーマン(ロンハーマン) チョーカー¥38,500/プラウ(プラウ) バングル¥69,300/フラッパーズ(シンパシー オブ ソウル スタイル) バッグ¥12,100/ケッシュ ル エッセンシャル(ケッシュ ル エッセンシャル)

 

発田

私、主にこんな感じのスニーカースタイルで、毎日やらしてもろてます。おまつちゃんもこんなスタイルが多いよね?

松村

はい、私もやらしてもろてます(笑)。これは、フェミニン派のためのスニーカーコーデ、という感じです。

発田

このスニーカー、ベージュ系の柔らかいトーンのグラデで上品。

松村

そうなんです。カラフルなハイテク系だと少しモードっぽかったり、ハードな印象になってしまいがちですが、こんなクラシックなムードのローテクは、安心感がありますよね。

発田

うん、安心する。配色も、形も、なんていうかマイルド(笑)!

松村

こういったベージュや、あるいはグレーなどの淡いニュアンスカラーなら、柄スカートともケンカしませんし、フェミニンな雰囲気をキープしたカジュアルに着地します。

発田

確かにカラフルなスニーカーだと、柄と大ゲンカしちゃうね(笑)。

松村

例えば真っ白のスニーカーを合わせるのも、決して悪くはないのですが、少し若い感じになってしまうかも。このくらいのニュアンスカラーが、大人っぽくて、上品で、あれこれちょうどいいと思います。

Style3
モノトーンスニーカー× スポーティカジュアル

モノトーンスニーカー× スポーティカジュアル
スニーカー(ニューバランス)

コート¥96,800/ボウルズ(ハイク) Tシャツ¥6,050(ステートオブマインド)・帽子¥5,500(アッパーハイツ)/ゲストリスト パンツ¥25,300/プルミエ アロンディスモン(プルミエ アロンディスモン) ストール¥49,500/アイネックス(アソース メレ) サングラス¥58,300/アイヴァン 7285 トウキョウ(アイヴァン 7285) ピアス¥38,500・ネックレス¥28,600/マリハ バッグ¥10,890/L.L.Beanカスタマーサービスセンター(エル•エル•ビーン)

 

松村

このコーデは、発田さんのお悩みを基に考えました!

発田

はい、いつもありがとうございます。アクティブに過ごす休日とか子供の運動会とか、本気でスニーカーが必要な日のコーデこそ難しい、って思っていて。

松村

そうなんですよね。スニーカーを“ハズしアイテム”として使う方が実は簡単で・・・。

発田

普段のスタイルに取り入れるなら、色合わせとかだけ考えればいいんだけど、実際に動き回らなきゃいけない日のスポーティなスタイルにスニーカーを合わせちゃうと、もう、なんていうか・・・。ただの、ど直球カジュアルな人に!!

松村

本来、スニーカーコーデはそれでいいはずなんですけど、でも確かに大人の場合、ご近所感たっぷりの普段着に見えてしまう心配がありますよね。

発田

そうなのよ〜。

松村

そんなアクティブな日こそ、大切なのはひとさじのモード感かと!

発田

おお! なるほど。

松村

シャカシャカ素材のコートや裾ドロストパンツなど、あえてとことんメンズライクなアイテムを選んで辛口にまとめた方が決まりやすいです。スニーカーもモノトーン配色でマニッシュなボリューム感のものをチョイスしました。

発田

フェミニンなアイテムをミックスせずに、ってことね?

松村

はい。スポーティ×フェミニン×スニーカー、ってなってしまうとスタイリングに統一感がなくなり、それが結果、ただ全身をカジュアルアイテムでまとめただけ、ということになってしまうのだと思います。

発田

あ〜〜〜。わかりすぎるよ・・・。

松村

そもそも辛口のモードなカジュアルっていうと、全身を黒でまとめるのが一番簡単で近道ではあるんですが。

発田

そういう人、運動会でよく見かける(笑)!

松村

はい、間違いない着こなしですが、それだとちょっとストイックというか、怖く見えてしまうかもしれないので、インナーはニュアンスカラーで、さらにきれい色のストールを差し色にしました。

発田

たしかに、これなら怖くないし、でもキリッと辛口だし、スポーティなスニーカースタイルが普段着になってない! シャレてるわ!

▼前編はこちら!

撮影/魚地武大(TENT)スタイリング/松村純子 取材・文/発田美穂

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