どれもジックリ考えて「これなら長く使える!」と思って買ったものではあるけれど、1年たって見てみると全然気分ではないもの、気に入ってはいるもののほとんど出番のなかったもの……いろいろと出てきますよね。
新たなものを気持ちよくお迎えするために、そうした〝この先あまり活躍しそうにないもの〟は潔く手放すのがマイルール。
「高かったのになぁ」とか「色だけは、サイズだけは、気に入っているんだけど」など惜しいと感じるところも当然ありますが、クローゼットの収納スペースには限りがありますから、そこは心を鬼にしてけっこうシビアにやっています。
ただ、そんな新陳代謝が活発な私のクローゼットの中にも、まったく断捨離の対象にならず、ずっと居続けることを許され、長きにわたって活躍しているものというのがあります。
今回はそうした、この秋冬も活躍間違いなしの私的〝名品7アイテム〟をご紹介したいと思います。
【item①:L'Appartement Lisiereのトレンチコート】
ボタンやエポレットなど、いわゆる王道トレンチを連想させる要素はいっさいなく、
小さな襟・たっぷりの着丈・アウターなのに半袖という、シンプルだけど〝こなれ感〟のあるデザインがポイント。
【item②:Maison Margielaのエルボーパッチニット】
着心地だけでなく、こうした〝さりげないけどオシャレ心を満たすポイントがある〟のも長く愛用していきたいと思える理由の1つです。
【item③:ConverseのALL STAR】
傷んだら買い替えて、もはやシューズクローゼットにあってあたりまえ、なくてはならない存在。
ただ、一時期はグレーやベージュも持っていましたが、今はホワイトだけに。
色ものも可愛いとは思うのですが、、、
私のワードローブにはホワイトのローカットとハイカットだけあればイイというのが断捨離を経ての結論です。
【item④:THE ROW N/S PARK TOTE medium】
ザクザクとモノを入れられて肩がけがサクッとキマる絶妙なサイズと、金具がいっさいないシンプルなところが本当に優秀。
【item⑤:upper hightsのワイドデニムNIECE】
ハイウエストで、腰まわりはフィットしつつすそに向かってほどよくワイドなシルエットが秀悦。
その希少性も含めて、早くも名品入り決定です。
【item⑥:Manolo Blahnikのショートブーツ】
足に合うというのはもちろんのことですが、私が名品とする理由はその〝色み〟です。
コレじゃない、アレでもないって時も、この靴を合わせるとたいてい落ち着く。その絶妙カラーっぷりは万能の一言につきます!
【item⑦:Maison Margielaのチェーンウォレット】
本音を言えば、もう少し荷物がしっかり入る大きさに替えたいところですが、このサイズとデザインだから重たく見えず使いやすいのかも。
knit:Maison Margiela(item②)
inner:BETOUPE
pants:upper hights(item⑤)
shoes:Manolo Blahnik(item⑥)
bag:Maison Margiela(item⑦)
*次回は10月13日(金)公開予定です
- bemi
- 阿部恵美。身長153cm。 25年間の会社員生活を経て、2019年にパーソナルスタイリストとして独立。 小柄でもバランスよく素敵に見えるコーデ術、もの選びの審美眼は、マリソル編集部も絶賛。マリソルなどでプロデュースする、小柄さん向けの服も、毎回人気。