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一番の女、二番目の女…… あなたは何番目の女になるのか?

本誌で好評連載中の、美容ジャーナリスト・齋藤 薫さんから悩める40歳へおくる、美と人生への処方箋。今回は、"賢い女のさじ加減"について

「一番好きな人とは結婚できない」という法則

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 話題のドラマをきっかけに浮上したある法則……それは、一番好きな人とは結婚できない。どうしても、二番目の人になってしまうというもの。一番好きな人には、卑屈になりがちだからとか、力みすぎてしまうからとか、ともかく自分自身がバランスを崩しがちだからうまくいかないという発想。でもだから、人生は切ないものになるのだろう。全てが思い通りになってしまう人生なんて、単純すぎてかえってつまらない。
 ただふと残念に思うのは、自分自身も二番目の女……だったりするのだろうかということ。もちろん組み合わせによって、人のポジションはいろいろ変わるものの、やっぱり自分自身が二番目にされるのはあまり嬉しくない。とはいえ、例えばの話、みんながよく知っているところでは、『Sex and the City』のヒロイン、サラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリーは、ミスター・ビッグにとって、たぶんずっと二番目の女だった。映画の中では結婚式の当日に、ビッグが結婚をキャンセルしたいと言い出す、とても悲しいドラマがあったが、愛してはいるけれど一番では無い、 失いたくはないけれど、一番では無い、そこに生まれる歪みに悩む男心が見え隠れ。他の若い女とはすんなり結婚してしまうという現実が、そこに同時に描かれた。
 ただ最終的に、ビッグは若い妻とは別れ、キャリーを永遠のパートナーと決めるわけで、単純に一番目とは結ばれないが、二番目とならば……という話ではなく、これは何となく二番目の女が実は男心に深くクイを打ち込むのだということを物語っている。最終的に二番目の女が勝つことを物語っている。

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