今年の秋……。
今日は、つい先日
イタリアンを食べに葉山に行ってきた
ご報告を。
おそらく結構有名な
レストラン「ラ・マーレ」。
その名の通り、海辺に建つ
白亜の一軒家レストランで、
一年前の夏に行ったときの
美味しさと雰囲気が忘れられず、
再訪とあいなりました。
京浜急行だと逗子・葉山駅。
駅からはバスやタクシーで行く方法もありますが
この日は気持ちの良い秋晴れだったので
約30分の道のりを歩いていくことに。
実は去年8月に来たときは
あまりの暑さに
行きも帰りもタクシーに乗ったのですが
そうすると最短距離で行くので
陸地だけを通るのですね。
でも徒歩を選択すると
Googleマップ先生は
逗子海水浴場を通るルートを
案内してくれるのです。
そこで出会った景色がこちら!
この景色を見られただけで
はるばる来てよかった……!
と思いました。
いくら逗子・葉山でも珍しいんじゃない?!
うちら超ラッキーなんじゃない?!
と思いきや、葉山在住の知り合いによると
冬は晴れれば大抵こんな感じだそうです。
なんて贅沢な……。
サービスの質が本当に高い!
ホールの人数が多くて、
とても細やかに気を遣ってくれます。
予約していました。
左がマスカルポーネの上に
なんか忘れた果物となんか忘れた魚と
ベビーセロリ……。
このあと「なんか忘れた」が
頻出する気がしますが
ご容赦ください……。
レンコンとシイタケを合わせたサラダ。
下になんか忘れたソースが敷いてあって
よく混ぜて食べると、複雑な旨味が
ぶわっと口中に広がります。
食材と、わら焼きという調理法のせいか
どことなく和の風味が。
写真では分かりづらいですが、
下の方に餃子大のラビオリが
一つ入っています。
もちろんラビオリも餡にサンマが
たっぷりでとても美味しかったんだけど
驚いたのが、茶色いソース。
サンマの肝をすりつぶしたソースで
一瞬顔が歪んだほど苦いのですが、
苦みと旨みのちょうど狭間にある感じが
とてもオトナで癖になるのです。
今回の料理で私はこのサンマのラビオリが
一番印象に残りました(早くも)。
クタクタの下仁田ネギがたっぷり。
ピンク色はカブです。
ホウボウとカブは
衣をつけて揚げてあって、
適度なジャンキー感が美味しい。
旨味たっぷりのスープが
絶品だったのはいうまでもなく。
でもほんのちょっとしかなかったから
もっと飲みたかったよー!
クシャッとした黄色いのは
ちょっと漬けてある感じの白菜で、
おいしいねえ~豚肉と相性抜群だねえ~
と喜んでいたら
あろうことか、友だちが
「すっごい上品な豚キムチって感じ」
と言ったので
以降、豚キムチにしか
思えなくなってしまったのでした。
でも豚肉と白菜の相性がいいのは間違いない!
下のソースも、ヘーゼルナッツ的な香りがして、
全体的にとても複雑で美味しかった。
選べたのですが、
サツマイモがあまり得意じゃない私は
迷うまでもなく、栗のモンブランを。
香ばしいほうじ茶のジェラートが
添えられていました。
一ヶ月に2,3回は会ってる
超仲良し三人組で行ったのだけど
富士山を眺めて
美味しいものを食べながら
ダラダラ喋っているうちに
最近イライラしてたこととかが
どうでもよくなってきて
こういう心の健康を保つ出費は
国民健康保険で賄うべきではないかと
思ったのであった(ウソです)。